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2009.12.30

美術大国日本 西洋絵画の名画が切れ目なくやってくる!

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西洋絵画の展覧会はそこにTASCHENの画家本とか美術館の図録、あるいは美術全集などに載っている絵が1点でも入っていれば出かけることにしている。

手元にこうした絵画情報はかなり揃っているので、主催する美術館がつくるチラシのキャッチコピーが展示内容を正確に伝えているか過大広告かはおおよそわかる。チラシに‘必見の至宝、名画!’というような言葉が踊っているときは話半分とみていたほうがいい。

作品を貸し出す海外の美術館は当然所蔵品にはランキングをつけている。一般的には、ランキング1位の絵や美術品が館の外にでることはまずない。だから、やってきてもせいぜい3,4位クラスのもの。

だが、ときどき感激も半端ではないトップクラスの絵が公開されることがある。今年はそんな絵がいくつもあった。

★クラムスコイの‘忘れえぬ女’(国立トレチャコフ美)
★アンチンボルドの‘ウエルトゥムヌス(ルドルフ2世)’(スウエーデン・スコークロステル城)
★ピカソの‘鏡の前の女’(ノルトライン=ヴェストファーレン美)
★ベックマンの‘夜’(ノルトライン=ヴェスファーレン美)
★ゴーギャンの‘われわれはどこから来たのか’(ボストン美)
★ロスコの‘シーグラム壁画’(テートモダン&ワシントンナショナルギャラリー)

こういう画家の代表作となっている有名な絵が海外へ出かけず日本にいて見られるのだから、つくづく日本は美術大国だなと思う。とくに‘忘れえぬ女’と‘ルドルフ2世’はエポック的な展示ではなかろうか。

来年も名画が続々やってくる。すこし先行して前半の展覧会情報をいくつか。
★‘ルノワール展’(国立新美、1/20~4/5):上の画像
★‘マネとモダン・パリ’(三菱一号館美、4/6~7/25):真ん中
★‘オルセー美術館展2010・ポスト印象派’(国立新美、5/26~8/16):下

‘ルノワール展’のチラシに使われている絵‘団扇を持つ若い女’(クラーク美)に会いたくてしょうがない。また、大好きなボストン美蔵の‘ブージヴァルのダンス’がまたやってくるのもすばらしい。

三菱一号館の‘マネ展’には追っかけ作品が2点入っているので、開幕がとても楽しみ。そして、オルセーからまたまたすごい絵がやってくる。アンリ・ルソーの‘蛇使いの女’やゴーギャンの‘タヒチの女たち’が日本で鑑賞できるなんて夢のよう。それにしてもオルセーやルーヴルは毎年々気前がいい。

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