その七 好きな(?)カレーに美味しい紅茶!
インド料理といえばカレー。ホテルやレストランでの昼食、夕食には具やスパイシーさの違ういろんなタイプのカレーがでてくる。実はこのカレーがダメなのである。
カレーが食べられないというのではなく、我が家の食卓にのぼるカレーはおいしくいただいている。でも、回数は年に5,6回しかない。カレーをあまり食べないのはもともと香辛料系の料理が苦手だから。
★カレーとナン(上の画像)
★タンドリーチキン(下)
カレーが好きな人はインド旅行中は楽しくてしょうがないかもしれない。ところが、日本のカレーは食べられるが、インド式のスパイスのきいたカレーはダメとなると、メニューのなかには食べれるものがないのではと気が重くなる。出発する前から旅行中の食事には100%期待しておらず、食欲の減退は‘美欲’(My造語)で補うと覚悟を決めていた。
ホテルでの食事はバイキング方式。ずらっと並ぶ各種カレー料理にはまったく手をつけず、食べられそうなトマトスープとかクリームシチュー系のものを何度もおかわりをする。そして、焼きたてのナンをいくつも食べる。これは日本のお餅のようなもちもちした食感でお気に入り。結局、予想していたことではあるが、前回インドを訪れたときと同じ食べ方を繰り返すことになった。
ホテルによってはナンのほかに前菜として豆でつくったせんべいバーバルがでることもあった。ビールのつまみにちょうどいい。ビールは減量計画があるので毎日は飲まないことにしていたが、アジャンタ石窟をみたあとの昼食で飲んだ地元のビールがよく冷えていて最高にうまかった。
肉料理は牛肉も豚肉もなく、チキンとマトンのみ。ヨーグルトや色々な香辛料をつけて、タンドリーと呼ばれる円筒形の粘土製窯で焼き上げられたタンドリーチキンをはじめて食べた。ガイドブックに書いてある通り、香ばしさがあり、とても美味しい。隣の方は鶏嫌いで普段はNGなのに、珍しくこれはOKと食べていた。
フルーツはバナナ、マンゴー、パイナップルが定番、これにスイカがあったりなかったり、オレンジはない。朝食のとき興味深かったのがトーストの焼き方。ここでは食パンがぐるっと回転して下に落ちてくる。
食後の飲み物は大方の人が紅茶をオーダーする。紅茶好きだから、熱いミルクティーを飲むと幸せな気分になる。一日目のデリー観光のとき立ち寄った紅茶専門店で買い込んだダージリンティーを日本に帰ってから、毎日飲んでいる。そして、お土産をわたすときは‘ミルクも熱ったかくしておくといいよ’と言い添えている。
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