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2009.09.07

美術に魅せられて! 西洋絵画のABC理論 B(ビューティ)

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これまで女性を描いた西洋絵画は数多くとりあげてきた。ラファエロの聖母子やボッティチェリの‘ヴィーナスの誕生’(拙ブログ06/5/7)を見るのは生涯の楽しみであり、フェルメールの‘青いターバンの少女’やルノワールやマネが描いた女性の絵をいつもうっとり眺めている。

My好きな女性画のうち出番を待っているのがまだまだ残っているので、今回CM出演を特別に依頼してみた。
★フォルリの‘リュートを弾く天使’:ヴァティカン美(上の画像)
★ギルランダイオの‘若い婦人の肖像’:カルースト・グルベンキアン美(真ん中)
★ロムニーの‘キルケーに扮したハミルトン夫人’:テート・ブリテン(下)

ルネサンス期に描かれた聖母子や天使や女性の絵には、われわれと同じ時代に生きている女性がタイムスリップしてモデルをつとめたのではないかと思わせるものがある。その最たる絵がボッティチェリのヴィーナスであるが、フォルリとギルランダイオが描く女性も素直にあこがれ、親しみを覚える。

10年前見た‘リュートを惹く天使’(1481)はその清々しい横顔に200%KOされた。まるでトップモデルが翼をつけてリュートを優雅に弾いているよう。このフレスコ画を描いたメロッツォ・ダ・フォルリ(1438~1494)という画家をいっぺんに覚えた。

ギルランダイオ(1449~1494)が1485年に描いた若い婦人もじっとみてしまう。こんなきれいでやさしそうな女性が宣伝する商品なら黙って購入したくなる。リスボンにあるグルベンキアン美には有名なラリックの宝飾品のほか、この絵とルノワールの‘ソファに横たわるモネ婦人’がある。

自慢の絵画をいつか日本で公開してくれると嬉しいのだが。海外美術館名画展で期待したくなるのはやはりBunkamuraと東京都美。帆を上げていると、いい風が吹いて実現するかもしれない。勝手な妄想をしすぎ?

とても気になるのが下のイギリス人画家、ロムニー(1734~1802)の絵。この大きな目をした美しい女性にはじめて会ったのは98年、東京都美で開催された‘テート・ギャラリー展’。昨年行ったテート・ブリテンでもまた見た。このハミルトン夫人はその美貌で何人ものエライ人から愛された。後年にはネルソン提督の愛人になっている。

こういう天真爛漫でキュートな感じの女性はCMでは受けがいい。今人気のベッキーは30代になるとこんな感じの女性に変身する?!

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