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2009.08.01

いつか見たい王妃ネフェルティティの胸像!

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海外の美術館に思いをはせるのは夢であっても楽しいから、計画だけはどんどん膨らんでいく。2、3年のうちに実現したいと思っているのがベルリンの美術館めぐり。拙ブログ4/10で訪問したい美術館と絵画について取り上げたが、絵のほかにどうしても見たいものがある。そのことについて少し。

★王妃ネフェルティティの胸像:ベルリン・エジプト美術館(上の画像)
★王妃ネフェルティティノ頭部像:エジプト考古学博物館(真ん中)
★アマルナ王宮の床の絵画:エジプト考古学博物館(下)

エジプトの美術品でエース格的な存在なのが‘ツタンカーメンの黄金のマスク’とアマルナ美術の最高傑作といわれる‘王妃ネフェルティティの胸像’。黄金のマスクは2度みたが、ネフェルティティは美術本で眺めているだけでまだ縁がない。

エジプト旅行のツアーには必ずカイロにある考古学博物館の見学が入っているから、黄金のマスクにはお目にかかれる。ところが、一般のドイツツアーの場合、ベルリンでの自由時間が組み込まれているのがあまりないので、エジプト美術館の前に立つには個人旅行を利用するとか段取をいろいろ考えなくてはいけない。ここは前回ベルリンを訪問した際、バスの中からみたシャルロッテンブルク宮殿のすぐ近くにある。

ネフェルティテイというと欧米では最高の美人の代名詞。だから、この胸像の前ではうっとりするだろうなと今から夢見ている。これは1912年、アマルナ王宮の跡地で発見された。カーターが黄金のマスクを発見したのが1922年だから、その10年前。ネフェルティティはツタンカーメンの父であるアクエンアテンの王妃なので、発見された順番としてはうまくいっている。

アクエンアテンの行ったアテン神信仰は美術の様式にも影響を与え、写実的な彫刻や生き生きとした自然描写がみられる絵画が生まれた。アマルナ美術の誕生である。

考古学博物館で‘ネフェルティティの頭部像’と‘パピルスと蓮の沼地に羽ばたく鴨の絵’から受けたインパクトはかなり大きかった。顔がやけに長く分厚い唇だけが目立つアクエンアテンに対して、ネフェルティティは眼鼻立ちがはっきりしており、相当な美女であったことをうかがわせる。

人物の造形でも花や鳥の描き方でも3300年も前にこれほどリアルに表現していたことがすぐには理解できなかった。古代エジプト人はピラミッドをつくった5000年前から合理的にものを考える頭脳をもち、現実をリアルに把握しそれを表現することに長けた民族だったのではなかろうか。そう考えれば写実的な表現にみちた彫刻や絵画があっても不思議ではない。

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