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2009.08.29

黄金の都 シカン展 黄金大仮面に釘付け!

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国立科学博物館で開催中の‘黄金の都 シカン展’(7/14~10/12)を楽しんだ。ここへは2回足を運んだ。でも、2回も見たというのではない。

8/11招待券をもって入場しようとすると、係員が‘お客さん、この招待券はもう期限切れです’。ありゃラー!?なんというドジ。楽しみが一瞬にしぼんだ。隣の方と顔を見合わせ、‘じゃあ、帰ろうか、何年か前にあったモテェ展で黄金の仮面はみたことだし’と残念ターン。

で、100%パスの気分だったのだが、8/21の朝日新聞に‘海のエジプト展’、‘トリノ・エジプト展’とともに‘シカン展’が取り上げられ、シカン遺跡を発見した島田泉・南イリノイ大教授の話が載っていた。それを読んで、日本の考古学者が何十年もかけて発掘した世界的な遺跡物を見ないのは失礼になると思い、再度博物館を訪問した。

海のエジプト展はわかりやすい展示の仕方だったが、このシカン展でもモニターTVを沢山使い発掘現場の様子や掘り出された黄金の仮面や土器をわかりやすく解説し、最後の3Dシアターでは立体映像でおさらいまでしてくれる。お陰で、シカン文化が9世紀から14世紀後半までぺルー北海岸で栄えたことがおおよそつかめ、人々は高い金属加工技術と土器の製造技術を持っていたことがわかった。

上はチラシをみたときから鑑賞欲をそそられた黄金大仮面。1991年、ロロ神殿東の墓でつり上がった目が特徴の黄金仮面を身につけた男性の貴族が発見された。顔の大半に塗られた赤と薄くのばされた丸形や短刀みたいな黄金が胸にズシンとくる。インカ帝国以前にあった黄金文化を日本人が発掘したのである。これはすごい!

真ん中はほかのところから出土した‘黄金の儀式用トゥミ’。トゥミはナイフのこと。握りの部分は翼のあるシカン神の立像で、頭部には三日月の飾りが施されている。目などの青い丸は嵌めこまれたトルコ石。黄金ものではっとするのがあった。それは表面に描かれた神の顔が半分ずつ隣の神の顔と重なっているカップ。エッシャーが喜びそうなこの意表を突く造形は忘れようにも忘れられない。

黒光りが印象的な黒色土器はいろいろな形がある。男性を形どった像、胴体がトオモロコシやカボチャやカモの壺、下は魚の大きく開けた口が注ぎ口になってい壺。そのインパクトのある形に思わず足がとまった。

なお、このシカン展は次の会場を巡回する。
・熊本県美:10/30~12/23
・富山県民会館ギャラリー:10/1/9~3/7
・高知県美:3/14~4/18
・福岡市博:4/24~6/20

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海のエジプト展に行ってから、古代文明に触れたい症候群です。 と言うことでネットで古代文明系のイベントを探してみると、あった! 上野にある国立科学博物館で「黄金の... [続きを読む]

受信: 2009.08.30 10:05

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