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2009.08.18

散歩で街角ウォッチング! 子供に声をかけるのは禁物!?

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水泳同様、日々の生活をいいリズムで過ごすのに欠かせないのが散歩。雨が降らない限り、水泳の日を除いて毎日1時間半歩いている。距離にすると9㎞くらい。水泳に比べるとジョギング歴は浅く10年ちょっと。

散歩のコースには商店街、大きなスーパーマーケット、コンビニ、ブックセンター、ファミリーレストラン、居酒屋、蝉が鳴きまくる緑の樹々、マンション群、住宅地、テニスコート、公園、学校、銀行、郵便局、警察の交番、自動車ディーラー、ガソリンスタンド、美容室、葬儀会場、医院、薬屋などがあるから、街角ウォッチングを継続して行っているようなもの。

元来好奇心が旺盛なので、こうした街の光景や人々の行動をいつも興味深く眺めている。で、これから‘散歩で街角ウォッチング!’のタイトルで、よく立ち寄る場所や関心のあること、また世相の変化みたいなことを雑感風に綴ってみたい(不定期)。1回目は‘子供に声をかけるのは禁物!?’

まず、これと関連する話で広島にいたときの体験から。広島城を見学したとき、東京や名古屋では考えられないことにでくわした。帰り際、これから天守閣に登ろうとしている女子中学生が‘こんにちは!’と声をかけてきた。これにはちょっと面食らった。すぐ‘こんにちは’と返したが、この女の子の礼儀正しい挨拶に心がざわざわした。こんな見ず知らずの人に挨拶をする子供に東京で会ったことはこれまで一度もなかったから、ものすごく新鮮だった。

広島に9年いたが、出張で島根県の出雲市へ出かけたときも、小学5,6年の男の子から同じように‘こんにちは’と挨拶された。中学生の女の子も小学生の子も多分、学校で先生から‘挨拶をしましょう’と教えられているのだろう。これは10年くらい前の中国地方での話だが、現在もこうしたほっとするような教育がなされているだろうか?

都会の家庭や学校では小さい子供に対して‘知らない人とは話をしてはいけませんよ!’と言い聞かせている。無差別殺人や殺傷事件が頻繁に起こるから、子供たちの安全を守るためにはこういうリスク回避の行動を小さい頃からとらせることは大切なことかもしれない。

子供たちはいつもこういう風に云われているなということは彼らの行動をみているとおよそ察しがつく。学校から帰る小学生の顔つきは昔とは全然違う。とにかく子供たちをにこやかにみれる雰囲気ではない。とくに女の子の警戒心が顔に現われている。こちらがちょっとでも見ていると、むこうもじっと見ている。なんだかこちらの姿、顔貌を目に焼き付けているような目つきである。これではとても‘学校、もう終わったの?’なんて声はかけられない。

自己防衛のために声かけは禁物と心得ている。仮に自宅の近くで子供に災難があったとき、警察は当然子供たちに‘知らない人に声をかけられたことない?’とヒヤリングをするであろう。それで‘そういえば前にジャージーを着たおじさんに声をかけられたことがある’なんてインプットされていたら、とんだとばっちりを受ける。‘君子、危うきに近寄らず’である。

朝日新聞の読者欄にこんな記事が載っていた。お婆さんが一人の女の子に‘駅へ行く道はどっち?’と尋ねると、その子は‘あっち’と教えてあげた。すると一緒にいた女の子がすぐさま‘知らない人とは話をしてはいけないんだよ’という。それに対し道を教えた子は‘お婆さんだからいいのよ’と切り返す。大人と子供の心を通わすコミュニケーションもままならない時代になってきた。

上の絵は女流日本画家、小倉遊亀が描いた‘径’。これは大好きな絵。お母さんのあとをついてゆく女の子と犬の姿がなんとも愛らしい。

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