« 表慶館 アジアギャラリーがオープン! | トップページ | アストロズ松井稼 日米通算2000本安打達成! »

2009.08.15

唐三彩の仕上げは出光美の中国の陶俑展!

833_2
835_2
834_2
出光美の‘中国の陶俑展’(8/1~9/6)は最後まで出動を迷っていた。それはここの唐三彩には静嘉堂文庫や永青文庫のコレクションのように重文や重美がないから。あの鮮やかな緑や褐色が見られる三彩に出食わすのか、ちょっと不安なのである。

背中を押したのはHPにあった‘11年ぶりにとりあげます’という文言。これにコロッと参り入館した。正解だった!出光美は東博、五島美とならぶやきもの展の御三家だから、ちゃんと期待に応えてくれる。ブランド美の証である。唐三彩だけで90点。これまで見たのはわずか2点、こんなに所蔵していたとは!やはりここのやきものコレクションは底なし。

唐三彩に魅せられているのはMyカラーが緑&黄色だから。エル・グレコやゴッホが大好きなのもこれが大きく影響している。その緑と褐色に震えるのがしっかりあった。人物俑で緑の発色具合、顔のやわらかい表情が心をとらえて離さないのが上の‘三彩楽人’。

これをチラシに使いたい気持ちはよくわかる。小さな俑だが、視線を釘付けにするほどの存在感がある。本当にいいものを見た。楽人のすっきりした顔にくらべ、貴婦人の顔はとてもふっくらしている。目についたのは青と緑の衣装が印象的な婦人のもの。また、藍色の衣装を着た男子2体がみれたのも収穫。

動物俑は定番の駱駝が3点と騎馬人物が13点。とくに惹きつけられるのが真ん中の口をもたげていななく駱駝。これは94年、愛知県陶磁資料館が行った東洋陶磁の名品展でお目にかかった。動きのあるポーズはインパクトがあるのでよく覚えている。馬は男性や女性が乗った9体セットに思わず足がとまる。これだけの数の騎馬人物を一度に鑑賞できるのは貴重な経験。

沢山あった壺や三足盤、水注、龍耳瓶で緑と褐色に最も魅せられたのは下の‘三彩貼花騎馬人物文水注’。色彩だけでなく胴のまるみが心を和ませてくれる。静嘉堂文庫や永青文庫のようにとびっきりいい三彩には残念ながら遭遇できなかったが、‘三彩楽人’プラス藍色の人物俑や獅子が見れ、コンパクトな図録がゲットできたのでOK。

来年のやきものシリーズは何が登場するのであろうか?

|

« 表慶館 アジアギャラリーがオープン! | トップページ | アストロズ松井稼 日米通算2000本安打達成! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 唐三彩の仕上げは出光美の中国の陶俑展!:

» 出光美術館で「中国の陶俑―漢の加彩と唐三彩」展を観た! [とんとん・にっき]
出光美術館で「中国の陶俑―漢の加彩と唐三彩」展を観てきました。「やきものに親しむⅦ」とあるので、シリーズの7回目ということでしょうか?僕はこのシリーズ、今回が初めてでした。出光のホームページで調べてみましたら、ほぼ1年に一度、けっこう古くからこのシリーズ... [続きを読む]

受信: 2009.08.16 12:12

« 表慶館 アジアギャラリーがオープン! | トップページ | アストロズ松井稼 日米通算2000本安打達成! »