ドリアンはお好き?
二日前の新聞の載ったドリアン(左の写真)のことがとても懐かく思われたので、今日はその話を少し。
タイのバンコクへは17年前、仕事で2回行ったことがある。そのとき、ドリアンを食べた。
現地の出資企業へ経営幹部として出向している先輩は‘俺はドリアン大好きだよ!’と笑いながらしゃべり、‘ドリアンを食べるときはビールは飲まないこと。水をいっぱい飲むこと’をアドバイスしてくれた。
この果物は確かに匂いはきつい。これで‘もういいや!’という人がかなりいるかもしれない。すごく甘いという感じではなく、ねっとりしたクリームチーズのような食感で食べやすい。現地に長く滞在するとその味にはまり、やみつきになるらしい。カロリーが高いから、がばがば食べると一気に太ることはまちがいない。先輩の腹のふくらみがそれを証明している。
出張の1日目、2日目は強烈な匂いに慣れず、食後のデザートでは少ししか口にせず、となりにあったランプータンばかり食べていた。ランプータンは中華料理のあとにでてくるライチとよく似ており、とても美味しい。
ドリアンを食べる機会は別のところでもあった。それは日曜にでかけた水上マーケット。小舟に乗り網の目のように張り巡らされた運河を渡っていくと、観光客目当てにお土産品や果物を並べた行商の舟が入れ替わり立ち替わり近づいてくる。こういうときはすぐ、‘ドリアンを買おうか’ということになる。
随分前のことだから値段がいくらしたかは忘れたが、まわりの喧騒と観光気分のためか匂いがあまり気にならず、はじめてのときの2,3倍の量を水もしっかり飲みながら食べたことはよく覚えている。水上マーケットは今もこんな風だろうか?
バンコクの観光で印象深いのは‘ワット・アルン(暁の寺)’、黄金の尖塔が一際目をひく‘エメラルド寺院’、長さ46mの釈迦の涅槃像がある‘ワット・ポー(涅槃寺)’。エンターテイメントは何といってもタイ・ダンス・ショー。オリエンタルホテルが経営するタイの伝統的な建築様式の建物で演じられるこの踊りは今でも観光客の目を楽しませていることだろう。
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