« いつか行きたい美術館! ロサンゼルス カウンティ美術館 | トップページ | 大リーグの順位表は情報が多い! »

2009.05.08

いつか行きたい美術館!ローマ国立博物館&カピトリーノ美術館

576_2
578_2
577_2
来年予定しているローマの美術品めぐりの楽しみはカラヴァッジョ作品と古代ギリシア・ローマの彫刻。3年前に行ったとき、彫刻はベルニーニに絞ってボルゲーゼ美術館や寺院を目いっぱいまわった。

で、古代の彫刻はヴィラ・ジュリア博物館にあるエトルリア彫刻の傑作‘夫婦の陶棺’(拙ブログ06/5/26)しかみれなかった。だから、次はローマ国立博物館とカピトリーノ美術館にある彫刻をはりきって見るつもり。そのなかで関心の高い作品は、

★円盤を投げる人:ローマ国立博(上の画像)
★ヘルメスと幼いディオニュソス:ローマ国立博(真ん中)
★カピトリーノのヴィーナス:カピトリーノ美(下)

手元の美術本によると、このほかにも‘ホメロスの胸像’、‘クニドスのヴィーナス’、‘妻を殺して自害するゴール人’(ローマ国立博)、‘瀕死のゴール人’(カピトリーノ)など鑑賞欲をそそるものがある。

‘円盤を投げる人’は小さい頃からオリンピックとなると思い浮かべるお馴染みの彫刻。陸上競技のシンボルのように胸に刻まれているのに、本物はまだお目にかかったことがない。もっとも、これは本物の古代ギリシアの彫刻ではなく、紀元前450年頃アテネの彫刻家ミュロンがつくったブロンズ製の原型に基づくローマ時代の大理石コピー。それにしても、この彫刻には驚くほどの運動感がある。

‘ヘルメス’も‘ヴィーナス’もローマ時代の模刻。‘ヘルメス’(紀元前340年頃)をつくったのは紀元前4世紀の最も偉大な彫刻家プラクシテレス。19世紀に発見され、現在、オリンピア考古学博物館にあるものがプラクシテレスのオリジナルとも言われているが、はたしてどうなのか。すべての考古学者の意見が一致しているわけではない。

ローマ国立博にあるのは100%コピー。コピーというと軽く受け取られがちだが、こういう彫刻の場合はそういうのは横に置いて本物と思って向かい合うほうがいい。以前紹介した‘御者の像’(紀元前475年頃、デルフィ博、05/1/7)などのように本物が見つかるのは奇跡的なことで、ほんのちょっぴりしか残ってない。

‘カピトリーノのビーナス’(紀元前300年頃)はヴィーナスの系譜に必ず取りあげられる傑作。カピトリーノ広場にすぐにでも飛んで行きたいような気分になる。彫刻の鑑賞に熱が入ってくると、この二つの博物館だけでは終わらないかも。やはり、ヴァティカン博物館にまた足を運び、‘ラオコーン’や‘アポロン’と再会したい!ということになりそう。

|

« いつか行きたい美術館! ロサンゼルス カウンティ美術館 | トップページ | 大リーグの順位表は情報が多い! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65878/44945467

この記事へのトラックバック一覧です: いつか行きたい美術館!ローマ国立博物館&カピトリーノ美術館:

« いつか行きたい美術館! ロサンゼルス カウンティ美術館 | トップページ | 大リーグの順位表は情報が多い! »