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2009.05.31

もう一度見たいコートールド美術館の印象派名画!

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‘とんとんにっき’さんの記事に嬉しい展覧会情報が載っていた。来年、日経新聞の主催で‘オルセー美名品展’(5/26~8/16)が開催されるようだ。場所は六本木の国立新美。内容は後期印象派に焦点を当てゴッホの‘自画像’やアンリ・ルソーの‘蛇使いの女’など110数点がやってくるとのこと。

毎度々わくわくする作品である。今、西洋美で大盛況のルーヴル美の所蔵品にしろ、オルセーにしろ、パリにあるブランド美術館は画集に載っている有名な絵を気前よく貸し出してくれる。本当に有難い!

多くの人の所得はかなり減少しているから、節約志向は趣味・交際費にも当然及ぶ。となると、お楽しみの展覧会の鑑賞だって、見る回数を減らすことになる。しかも、足を運ぶのは多くのお客さんを集めている展覧会だけ。目玉が少なくて一般受けしない企画展は見向きもされない。

これは厳しい経済環境に対応した普通の美術ファンの至極当たり前な調整行為だから、人気の展覧会と人が入らない展覧会の2極化現象が生じてくる。東博の‘阿修羅展’や西洋美の‘ルーブル美展’の高い人気はこういう展覧会鑑賞における変化も反映しているのではなかろうか。

印象派大好き人間にとって、来年のオルセー名品展はビッグニュースだから、心はすぐ印象派作品に反応する。なぜか無性に見たくなったのがコートールドコレクション。次にロンドンへ行く時はこの美術館を訪問しようと思っているが、世界的に有名な印象派コレクションの主要作品は10数年前、日本橋高島屋で見ている(拙ブログ04/12/4)。

どういうわけか、数年の間に2回もやってきたのである。現地に行ってないので、正確かどうかわからないが、手元の美術本に載っている名画はほとんどあった。またお目にかかりたいと願っているのは、
★ルノワールの‘桟敷席’(上の画像)
★マネの‘フォリー・ベルジェールのバー’(真ん中)
★ゴーギャンの‘テ・レリオア(夢)’(下)

ルノワール(1841~1919)の全作品のなかで、この‘桟敷席’(1874)は断然上位に入れている。こういう絵をみるときは言葉はいらない。ただ、みつめるだけ。

コレクションのもう一つの目玉はマネ(1832~1883)が亡くなる1年前に描いた‘フォリー・ベルジェールのバー’。これも傑作である。画面中央にいる女性バーテンダーはどこかドガの絵に登場する女性を彷彿とさせる。笑ったことがもう何年もないような表情で、さびしげに前を見ている。

この絵をぱっとみると、前の食べ物や酒瓶がおかれたテーブルが回転寿司のレーンのように後ろにあるように思え、そこでもう一人の女性が客としゃべっているようにみえる。でも、よくみるとそうではない。後ろには鏡があり、そこにこの人気のカフェ・コンセールの内部とこちらをむいている女性と対応しているお客が映っているのである。また、この不思議な位置関係をじっくり見たい。

ゴーギャン(1848~1903)の‘夢’(1897)は左手の肘をあぐらをかいた足のところにつき、指先を口許にやっている女の目がとても印象的。この絵にすごく引き込まれたのを今でも鮮明に覚えている。左の女は‘昼寝’(1892、メトロポリタン、08/5/17)からとられている。

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