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2009.05.19

美術に魅せられて! I love ミケランジェロ

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ルネサンス以降に活躍した西洋の彫刻家で最も好きなのはミケランジェロとベルニーニ。ローマのボルゲーゼ美や聖堂でベルニーニの作品と対面するまではI loveミケランジェロ!だったが、ベルニーニの驚愕の作品を見てしまうと、二人は&でくくるしかない。その大理石彫像のすばらしさはもう神業的。で、神のごとき巨匠と呼ばれたミケランジェロ(1475~1564)のお気に入り作品をいくつか。

★ピエタ:ヴァチカン、サン・ピエトロ大聖堂(上の画像)
★ブリュージュの聖母:ブリュージュ、ノートル・ダム聖堂(真ん中)
★ダヴィデ:フィレンツェ、アカデミア美(下)

ミケランジェロの彫刻が沢山みれるは何と言ってもフィレンツェ。アカデミア美、パルジェロ国立美、サン・ロレンツォ聖堂メディチ家礼拝堂、パラッツォ・ヴェッキオ、大聖堂付属美、カーサ・ブオナローティ、サント・スピリト聖堂。ローマでは‘ピエタ’のあるサン・ピエトロ大聖堂と‘モーセ’がみられるサン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ聖堂。

イタリア以外でミケランジェロの作品があるのは3ヵ所。ルーヴルとブルージュにある聖堂とサンクトペテルブルクのエルミタージュ美。まだ見てないのは未訪問のパルジェロ蔵ほか数点。ラファエロ同様パーフェクト鑑賞まであと一息のところまできた。だが、前回見逃したミラノのスフォルツェスコ城にある‘ロンダニーニのピエタ’(未完)のリカバリーはまだ先になりそう。

ミケランジェロ作品で完璧に魅了されているのは‘ピエタ’(1499)。聖母の美しさや衣襞の表現に言葉を失う。これはミケランジェロ24歳の頃の作、その卓越した技はまさに神業。

制作を依頼したフランス人枢機卿が‘どうして聖母さまの顔はこんなに若いのかね、息子よりも若いようだが’と尋ねると、ミケランジェロは‘枢機卿さま、わたしにとって、聖母マリアさまは年をとらないように思われるのです。聖母さまはけがれのないお方でした。だから、老いることのない若さを保っておいでなのです’と答えている。

‘ブリュージュの聖母’(1506)も心がとても穏やかになる聖母像。この高さ1.2mの小さな彫像はフランドルの織物商人の注文でノートル・ダム聖堂の一族の礼拝堂のために特別に制作された。

ミケランジェロ彫刻の代名詞みたいな‘ダヴィデ’(1504)の圧倒的な存在感は図版ではわからない。とにかく大きい(高さ4.1m)のである。像の回りをぐるぐるまわってみて誰もが気づくのが不釣り合いに大きい右手。よくみると顔くらいある。まだ一度しかみてないから、次回のフィレンツェ旅行で再会したい。

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コメント

うわ~、ミケランジェロだ~。

ミラノでみましたピエタを~ 感動でした。ミケランジェロの最後の作品でしょうか~。とてもよかった(言葉がでません~)

ブルージュのは、そこにあるという事を知りませんでした。 だから それは突然目の前に飛び込んできましたの。  

投稿: Baroque | 2009.05.20 00:09

to Baroqueさん
ブリュージュにある聖母像はすばらしいです。
ピエタと雰囲気が似てます。ミラノのピエタに
も早く会わないといけませんね。

投稿: いづつや | 2009.05.20 19:46

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