« いつか行きたい美術館! オッテルロー クレラー=ミュラー美 | トップページ | 感激の国宝 阿修羅展! »

2009.04.13

いつか行きたい美術館! バーゼル美術館

511
512
510
27年前、スイスのジュネーヴに住んでいた頃は今と違って美術鑑賞はまだ観光客気分だったから、ルーヴルやウィーン美術史美は訪問しても、近代絵画では質の高い作品が揃っているバーゼル美術館は知る由もなかった。名画とのつきあいが長くなるにつれ、画集によく出てくるバーゼル美はいつか足を運ばなくてはと思うようになった。

一般のスイスツアーを考えた場合、バーゼル観光というのはまず入ってない。では個人旅行?何から何まで自分でやならくていけない個人旅行は頭になく、別の方法を考えている。

パリに長く滞在するツアーがあるので、一日自由行動のときパリの空港からバーゼル空港(フランス領内にある)へ飛ぶ。追加の飛行機代はかかるが、これが一番楽。そしてついでに列車に乗りクレー作品で有名なベルン美術館へも行く。この作戦がうまくいけば、パリツアーを定番にしてフランクフルト、ミュンヘンへも出かけるつもり。

さて、バーゼル美術館の必見名画である。いい絵がありすぎて絞り込むのに困るが、見たい度の高いのは次の4点。

★ココシュカの‘風の花嫁’(上の画像)
★アンリ・ルソーの‘詩人に霊感を授けるミューズ’(真ん中)
★ベックリンの‘死の鳥’(下)
★クレーの‘ゼネツィア’(拙ブログ1/18

昨年、ボストン美でココシュカ(1886~1980)の‘愛しあう二人’(08/4/24)を見たから、どうしても次は‘風の花嫁(テンペスト)’となる。これはゴッホの画風を受け継いだドイツ表現主義のシンボルみたいな絵。実際はどんな感じだろうか?

ルソー(1844~1910)の画集に必ず載っている絵がここには2点ある。‘詩人に霊感を授けるミューズ’(1909)と‘豹におそわれる黒人’(1910)。‘ミューズ’で右の男性はルソーの友人の詩人アポリネール、左のミューズはアポリネールの恋人マリー・ローランサン。

真ん中の絵同様、人物を異様に大きくし、画面いっぱいに描いた作品で魅せられるのがほかに3点ある。オルセー蔵の‘婦人の肖像’&‘女の肖像’(未見)とワシントンナショナルギャラリーで姿を見せてくれなかった‘岩の上の少年’。‘女の肖像’は前回も飾ってなかった。普段は展示してない?

‘死の鳥’(1880)の別ヴァージョンをMETで見た。バーゼル生まれのベックリン
(1827~1901)は同じ主題で5点描いている。怖いものみたさの気持ちで見てしまうのがこの画家が描く神話画。96年の‘象徴派展’(Bunkamura)で見た怪奇的な絵‘オデュッセウスとポリュフェモス’が目に焼き付いている。ベックリンの回顧展に遭遇できれば嬉しいのだが。

|

« いつか行きたい美術館! オッテルロー クレラー=ミュラー美 | トップページ | 感激の国宝 阿修羅展! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65878/44661952

この記事へのトラックバック一覧です: いつか行きたい美術館! バーゼル美術館:

« いつか行きたい美術館! オッテルロー クレラー=ミュラー美 | トップページ | 感激の国宝 阿修羅展! »