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2009.03.26

ブレラ美術館のカラヴァッジョ展

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つい最近、ミラノにあるブレラ美術館(上の画像)でカラヴァッジョ特別展が開かれていることを知った。HPをみると1/18に開幕しており、3/29に終了する。作品はもっと多くあるのかと思ったが、次の4点のみだった。

★エマオの晩餐:ロンドン、ナショナルギャラリー(拙ブログ08/2/6
★エマオの晩餐 : ブレラ美(真ん中の画像)
★果物かごを持つ少年 : ローマ、ボルゲーゼ美(下)
★合奏 : NY,メトロポリタン美(08/5/7

06年に訪問したブレラ美が開館したのは1809年。今年がちょうど200周年にあたるので、これを記念して、1年間に7つの展覧会が企画されている。その第一弾がカラヴァッジョ展。秋には‘クリヴェッリ展’(10/15~10/2/5)が行われる。これは見たい展覧会だが、残念ながら今年はイタリア旅行は無し。

カラヴァッジョ(1571~1610)の‘エマオの晩餐’はマンテーニャの‘死せるキリスト’(06/5/2)やラファエロの‘マリアの結婚’などとともに美術館自慢の名画。ナショナルギャラリーにある同名の絵(1601~02年)から4、5年あとに描かれている。

より暗い画面と左からさしこむ光と影の強いコントラストからはキリストの深い精神性とまわりにいる男たちの緊張した表情がよく伝わってくる。いつかまた、この絵の前に立ちたい。

‘果物かごを持つ少年’は01年12月から02年の2月にかけて岡崎市美術博物館で開かれた‘カラヴァッジョ展’で展示された。また、‘合奏’は昨年、METで再会したから記憶に新しい。

カラヴァッジョが描く果物のリアルな質感にはまったく驚かされる。この絵同様、視線が釘付けになるのが‘病めるバッカス’(ボルゲーゼ美)やミラノのアンブロジアーナ絵画館にある‘果物かご’(06/5/3)。

どうしてこんなに上手にブドウが描けるのか?!本当に目の前にブドウがあるみたい。真にカラヴァッジョの画力はとびぬけている。アンブロジーナ美にいる時間はそれほどとれなかったが、何はさておいても‘果物かご’だけはしっかりみた。一生の思い出である。

来年の春、ローマで2回目のカラヴァッジョの追っかけを計画している。目指す作品は
★悔悛のマグダラのマリア : ドーリア・パンフィーリ美
★エジプト逃避途上の休息 : ドーリア・パンフィーリ美
★女占い師 : カピトリーノ美
★洗礼者ヨハネ : カピトリーノ美
★ゴリアテの首を持つダヴィデ : ボルゲーゼ美
★ユディトとホロフェルネス : バルベリーニ宮国立古代美
★ユピテル、ネプトゥルヌス、プルート : カジノ・ボンコンパーニ・ルドヴィージ

そのあと見たいのはナポリやシチリア島やマルタ島にある絵だが、これは時間がかかりそう。

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コメント

はじめまして
カラヴァッジョのローマでの2回目の展覧会はいつどこの美術館ですか?
今日映画を観て、ぜひ見たくなりました。

投稿: GIYACHAN | 2010.03.31 19:42

to GIYACHANさん
はじめまして。2回目のカラヴァッジョ追っかけ
というのは美術館で行われる回顧展のことではあり
ません。今年1月に訪問したカラヴァッジョの作品
を所蔵するローマの美術館のことです。

現在、ローマの大統領宮殿横にあるスクデリエ・デル
・クイリナーレ美術館でカラヴァッジョの没後400
年を記念する大回顧展(6/13まで)が行われて
ます。これはまったくすごい回顧展で、世界中から
ファンが集まっているようです。

投稿: いづつや | 2010.03.31 22:08

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