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2009.02.20

国宝の完全制覇をめざして! 工芸

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国宝の工芸でとくに熱心に見ているのはやきものと蒔絵。達成率はここ数年でぐっとあがり、狙いのものはおおよそ鑑賞済みになったので、昨年からは刀のほうに鑑賞の対象をシフトさせている。また、刀と並行して少しずつ鎧にも目を向けようと思っている。現時点で見たい度の強いのは次の3点。

★曜変天目茶碗 : 京都 龍光院(上の画像)
★倶利迦羅龍蒔絵経箱 : 奈良 当麻寺奥院(真ん中)
★古神宝類・彩絵檜扇 : 京博(下)

国宝指定の名碗は8点ある。このうち5点が唐物の天目茶碗。静嘉堂文庫(拙ブログ07/2/12)、藤田美、まだ見てない龍光院の曜変天目3点。そして、大阪市東洋陶磁美蔵の油滴天目(07/10/23)と相国寺にある玳玻天目(06/2/18)。あと3つは高麗物の‘井戸茶碗 銘 喜左衛門’(孤篷庵蔵)、日本の本阿弥光悦作、‘白楽茶碗 銘 不二山’(サンリツ服部美)、‘志野茶碗 銘 卯花墻’(三井記念美)。

国宝のやきものはこのほかに野々村仁清の‘色絵藤花文茶壷’(MOA)、‘青磁下蕪花生’(アルカンシェール美、07/12/21))など7点あり、全部で15点。見てないのは上の‘曜変天目茶碗’だけ。でも、この最後の一点に時間がかかりそう。

一度、99年にあったビッグな‘宋磁展’に出品されたのだが、展示替えで対面できなかった。以来、これが展覧会にでたという情報が入ってこない。静嘉堂の最も輝いている‘稲葉天目’をみているし、藤田美とも会ったから、‘龍光院は見れなくてもいいかアー’と諦め気分がないでもない。が、こういうセットものは全部みてこそ喜びがますというもの。いつかこの目でという気持ちを切らさないようにしている。

蒔絵の名品もあと4点で完成する。つい最近も東博で‘梅蒔絵手箱’をAKIOさんのお陰で見逃さずにすんだ。次のターゲットにしているのが真ん中の当麻寺奥院にあるものと春日大社蔵の‘本宮御料古神宝類・蒔絵箏’。

その図案にとても惹きつけられる‘倶利迦羅龍蒔絵経箱’は95年、奈良博であった大仏教美術展に出品されたのに、名古屋から出かけたときはもう消えていた。そのリカバリーがまだできてない。もう14年の時が流れた。20年以内に見れるだろうか?

京博蔵の‘彩絵檜扇’(平安時代)は厳島神社にある同じく国宝の‘檜扇’と同類のもの。京博のは浜松が大きく描かれ、色も鮮やかなのでいつか見てみたい。

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コメント

私の未見の名碗は2件あり、龍光院の天目、弧蓬庵の井戸といずれも大徳寺の非公開の塔頭が保有しているものです。これは何かの特別展でもない限りお出ましにならないのではないでしょうか。
倶利伽羅龍蒔絵経箱は昨年9月に東京国博平常展に出ていました。三嶋大社の蒔絵と同様に、蒔絵の名品を定期的に紹介しているようであり、ご覧いただける機会はあると思います。私は当麻寺奥の院の宝物館で拝観しましたので、4月の展示予定を直接架電確認されては如何でしょうか。春日大社の古神宝・蒔絵箏も一年に一度は展示されています。参考にしてください。

投稿: AKIO | 2009.02.21 08:55

to AKIOさん
龍光院の曜変天目は東博であった国宝展にも
出品されたというのをTakさんから聞きましたが、
当時東京を離れていたので縁なしでした。これ
はなかなか出ませんね。

‘喜左衛門’は02年、五島美であった‘茶の湯
 名碗展’でやっと対面できました。

当麻寺や春日大社でも定期的に展示してしている
のですね。元気が出てきました。

投稿: いづつや | 2009.02.22 11:39

こんにちは
先日はどうもありがとうございました。
本当にいづつやさんの「美への情熱」がよく伝わってきました。
この三点は幸いなことに自分の目で見ているのですが、龍光院の曜変天目は人の多さに負けてチラ見でした。

サンリツにはこのほかにも素晴らしいものが多いです。
佐竹本はここにも・・・

投稿: 遊行七恵 | 2009.02.24 12:41

to 遊行七恵さん
先日はとても楽しかったです。こちらこそ有難う
ございました。また、お会いしましょう。

龍光院の天目にいつ会えるのか? これをみたら
やきものは一段落なのですが。4/18、京都美術
旅行にでかけることにしました。メインの京博の
ほか、観心寺、泉屋博古館をまわるつもりです。

ニューオータニ美の小林かいち展は
7/11~8/23です。

投稿: いづつや | 2009.02.24 16:15

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