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2009.01.04

らせん式思考で瀧下和之と勝手にコラボ!

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昨年、渋谷西武で行われた現代アーティスト、瀧下和之の個展を紹介した際(拙ブログ08/9/5)、アートトップ7月号に載っていた画業の展開を表現したポンチ絵にもふれた。びっくりしたのがその発想がまったくMy読書法と同じだったこと。‘へえー、世の中には同じことを考える人がいるんだ!’としばらくそれを見続けた。

上がその瀧下和之の‘らせん式ステップアップ’で、下が‘Myらせん式読書術’。考えてることは違うが、らせん状にあがっていくにつれステップアップするというのはまったく同じ。瀧下は2012年、37才のときには‘風雷神、龍虎、鳥獣戯画’の画集を刊行することを目指しているようだ。この作家にとても興味があるので、出版されたら購入するつもり。

Myらせん式読書術は20年くらい前から実践している。この方法については、以前書いたことがあるが、もう一度ポンチ絵を使って説明したい。‘生きる目的は知ること’といつも思っているので、読書が人生における楽しみの大きな柱であることは昔から変わりない。でも、明けても暮れても本ばかりという生活ではないし、部屋中本だらけということもない。読んだ本は本当に手元においておきたい名著は残すが、ほかはどんどん処分する。

‘本より団子’や‘花(自然・芸術)より団子’はごくごく当たり前のことだし、またときには‘団子より花’に夢中になったり、好きな本を連続して読みたい。やはり、バランスよく生活するのが一番いい。

本の読み方は乱読ではなく、テーマとかカテゴリーをいくつかつくって、それを一年のうちでリレーしていくやり方。そのイメージがポンチ絵。左の‘t06、t07,t08’は06、07,08年を示す。本のくくり方のひとつの例は‘ルネサンス’、‘ギリシャ神話’、‘美術本(西洋画)’、‘美術本(日本画)’、‘幕末史’、‘江戸小説’。

一度くくり方を決めると、とりあえず3年ぐらいはこれらの本だけを読む。春には‘ルネサンス本’を、夏には‘西洋画の美術本’をといった具合。翌年の春にはまた‘ルネサンス’を読み、知識の量、理解度、感性力をステップアップさせていく。

では、これ以外の本は全然買わないのかというと、そうではなく、関心のある本については新刊がでるたびに購入しストックしておき、‘この分野の本を読むぞ!’という風に徐々に気分を高めていき、カテゴリーを入れ替え、一気に読書モードに入っていく。

このように本を読むのも基本的には仕事と一緒で‘選択と集中’を旨としている。‘選択する’、言葉を換えれば‘限定する’ということはとても大事。でも、分野を限定しすぎると読書に飽きちゃうので、オプションに適当な幅をもたせ、数年のスパンで対象分野の理解を深めていく。今は西洋画美術本のステージ。これから読むことにしている本をいくつかをあげてみると、

■藤田嗣治 作品をひらく : 林洋子著、名古屋大学出版会、08年5月
■マチスとピカソ : イブ=アラン・ボア著、日本経済新聞社、00年6月
■岩波世界の美術 シャガール : モニカ・ボーム=デュシェン著、01年5月
■   々      ダリ : ロバート・ラドフォード著、02年7月
■マグリット : マルセル・パケ著、TASCHEN、07年
■青騎士 : カンディンスキー&フランツ・マルク著、白水社、07年6月
■グリーンバーグ批評選集 : 藤枝晃雄編訳、勁草書房、05年4月

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