大リーグ終盤戦 松坂17勝目!
大リーグのレギュラーシーズンは残り
10数試合。各地区の優勝チームがだいたい決まり、ワイルドカード(2位の最高勝率)でプレーオフに進むチームも絞られてきた。
本日のレッドソックス対レイズの試合はレッドソックスが大勝し、松坂が17勝目をあげた。
これでレイズとレッドソックスは同率首位。岩村のいるレイズはここにきて緊張のためか疲れが出てきたためか、負けがこんでおり、最終的にはレッドソックスが逆転優勝するような気がしてきた。
松坂はあと2回登板の機会があるから、あと一つ勝って今シーズンは18勝2敗で終りになるのではなかろうか。昨年と比べ着実に進化し、レッドソックス投手陣の勝ち頭になった。防御率も2.93とすばらしい成績。最近故障から復活したエース、ベケット(12勝9敗、防御率も4.1)に代わり、プレーオフでも軸になる投手として活躍が期待される。
プレーオフになると地区を制したチームはワールドチャンピオンをめざして目の色を変えてギンギンに戦ってくる。こういう大試合で松坂がどれだけいいピッチングをしてくれるか今から楽しみである。
岩村は地区優勝するにせよワイルドカードにせよプレーオフに出られるのは確実だから、さぞかし嬉しいだろう。今年は本当によく頑張っている。リードオフマンとしてチームを引っ張り、勝利に貢献しているのは誰もが認めるところ。昨年レイズはいつもの最下位だったのに、今年は若手の投手陣が頑張り、あのヤンキース、レッドソックスの上をいくのだからまったくすごい。ひょっとすると大サプライズがあるかも?となると、岩村は昨年ロッキーズで大活躍した松井稼頭夫のような存在?最後まで頑張ってほしい。
ナリーグの注目は福留のいるカブスと黒田、斎藤のいるドジャース。カブスは2位に8ゲームの差をつけており、楽々中地区を制しそう。だが、福留はプレーオフで活躍の機会が与えられそうにない。春先はガンガン打った福留だが、最近はさっぱり打てないから、レギュラーから外されてしまった。
打率0.261、ホームラン9本、打点54点では代打に格下げされても文句は言えないだろう。チームはワールドチャンピオンを狙っており、調子の悪い福留はこれからの試合は代打か守備固めでの出場となる。もう開き直って、代打で出た時ガツンといくしかない。もともと勝負強い選手だから、それを期待して応援しよう。
トーリ監督率いるドジャースも西地区で優勝する可能性が高くなった。黒田は今日9勝目をあげたし、怪我で休んでいたリリーフの斎藤は復活した。黒田は二桁勝利にあと一つだから、気合いを入れなおして次回のピッチングもがんばってもらいたい。10勝して、その調子を維持してプレーオフへ進む。カブスとドジャースがリーグチャンピオンを争うことになると最高に面白いのだが。
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