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2007.12.22

村上隆の大回顧展が見たい!

131今日の朝日新聞・be on Saturdayに現在、ロサンゼルス現代美術館で開催されているアーティスト、村上隆の大回顧展のことが紹介されていた。

朝日は村上隆にご熱心で11/22にも大人気の個展の状況をレポートしている。この記事が出たあと、ロサンゼルス現代美のHPをクリックしてみると、確かに大勢の人を惹きつけそうな作品がいくつも展示してある。

記事によると開幕(10月末)一週間後の集計で、1万6千人近く動員し、02年のウォーホル展を千人くらい上回ったという。この勢いだと来年2月11日までの開催期間中に予想をはるかに超える観客が美術館に足を運ぶことになりそう。これはすごい!“世界の村上隆”を思いっきり見せつけている感じである。

ロサンゼルスのあとはNYのブルックリン美術館、ドイツ・フランクフルト近代美術館、スペイン・ビルバオのグッゲンハイム美術館を巡回する。残念なことに日本にはやってこない。村上隆の作品をまだ数点しか見たことがないから(拙ブログ05/2/14)、回顧展を待ちわびていたが、鑑賞の機会がまた遠のいた!NYで見る可能性があるかもしれないが、これはまだ不確定要素が多いので今の段階ではロサンゼルス現代美の映像で雰囲気を楽しむほかない。

右の村上隆の後ろに見えるのは“大仏オーヴァル”。村上龍が司会を務めるTV東京の番組に村上隆が出演したとき、その製作現場を映していた。この製作にすでに1億円を投じているとかなんとか言ってたような気がする。これが完成作だった。本物を見たいー!、見せて頂戴、村上隆!会場ではアニメもみられるようだ。これから、村上はアニメに本腰を入れるとのこと。夢の実現にむかって大車輪で疾走する構えである。

昨年、彼が書いた“芸術起業論”(06/7/9)を紹介したが、村上隆はアーティストであると同時に事業家。とくにコンセプトづくりには一流コンサルタント並みの能力を発揮する。それが“スーパーフラット”。琳派や浮世絵とは違うまだ欧米人が知らない日本美術の伝統を彼らがすっと入っていけるポップアートの流れと融合させて表現する。これなら“大仏”や“だるま”が現代アートファンの目にも新鮮に映るはず。

いつか村上隆の作品が沢山見られるようミューズに手をあわせておこう。

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» 蟹江西 [弐代目・青い日記帳 ]
村上隆の初めての回顧展『(C)MURAKAMI』が開催されるそうです。 ただし、日本ではなく世界3か国4都市の美術館にて。 村上隆の回顧展が世界4都市で開催、あのカニエとのコラボも村上氏は、アニメや漫画などの日本のサブカルチャーに、浮世絵に見られる日本の伝統的な技法を取り込んだ作品で知られている。回顧展には、村上氏の初期から現在まで一連の作品95点が展示され、LAMOCAでは最大規模の個展となる。初お披露目となる新作としては、村上氏初の鋳造作品で、5メートルを超える「大仏オーバル」が登場する... [続きを読む]

受信: 2007.12.26 22:23

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