07年もう一度見たい名品・ベスト10! その二 日本画
西洋絵画に比べ、日本画を美術館でみる回数は倍以上あるから、ベスト10を選ぶのに苦労する。今年は仏画、水墨画、地獄絵、絵巻、屏風、浮世絵、近代日本画の傑作を沢山見た。どの作品と対面したときの感激が大きかったか、鑑賞のシチュエーションを思い出しながら決めた。
体がほてってくるほど感動するのは念願の追っかけ作品の前に立ったときと全くNO情報のすばらしい絵が突然目の前に現れたとき。下はそんな感動体験から選んだ10点。その一同様、初見の作品で見た順に並んでいる。
★“北国五色墨 川岸” 喜多川歌麿 ギメ美術館蔵
★“花丸図” 伊藤若冲 金刀比羅宮蔵
★“雨月物語” 鏑木清方 霊友会妙一記念館蔵
★“保津川図屏風” 円山応挙 千總蔵
★“六十余州名所図会 阿波 鳴門の風波” 歌川広重 神奈川県歴博蔵
★“釈迦金棺出現図” 京博蔵
★“長岡の花火” 山下清
★“五代岩井半四郎の助六”(上の画像) 歌川豊国 ミネアポリス美蔵
★“唐獅子図屏風” 狩野永徳 三の丸尚蔵館蔵
★“紅葉舞” 鈴木春信 東博蔵
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コメント
団十郎の‘助六’が、一月歌舞伎座!春興鏡獅子(染五郎)は、二月歌舞伎座デス。大相撲初場所は13日から!
投稿: 花 | 2007.12.29 22:07
to 花さん
来年の歌舞伎座は“助六”、“鏡獅子”で
スタートですか。華やかですね。大相撲も
中旬からですね。
投稿: いづつや | 2007.12.30 19:35