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2007.10.05

ロッキーズ松井稼頭夫 プレーオフで大活躍!

1059大リーグのプレーオフでナショナルリーグ、コロラドロッキーズ(ワイルドカード)は対フィリーズ(東地区1位)戦に連勝し、早くもリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

この勝利に大きく貢献したのが一番セカンドで出場している松井稼頭夫(左の写真)。5打数3安打5打点。

朝起きて、PCで結果をみてびっくり。なんと、4回に逆転の満塁ホームランを打っていた。6回にも三塁打を放ち、さらに1打点。ロッキーズの得点10点の半分を松井のバットがたたきだした。

大リーグで4年間プレーはしているものの、多くのファンを唸らせる活躍をしたのはこれがはじめてではなかろうか。イチロー、ヤンキース松井、松阪ばかりにスポットが当たっていたが、どっこいロッキーズの松井は死んでいなかった。拍手々!大リーグ好きの人は皆同じ思いをしているにちがいない。

これまでファンの間で松井の存在感が薄くなるのは仕方がないところ。期待されて入団したNYの人気チームメッツでは守備でつまずいた。ショートでのエラーが多いので、すぐ大リーグの守備のレベルに達していないと烙印を押され、二塁へ転向させられ、挙句の果てに昨年はシーズン途中でメッツを追い出されてしまった。移籍先はコロラドのロッキーズ。これは誰がみても都落ち。そして、多くの人はそのうちロッキーズでもレギュラーになれず、いずれ日本に帰ってくるのではと思ったはず。

今年も怪我で故障者リスト入りし、フルに活躍していないから、たいした成績も残せず、シーズンを終了するのかなと思っていた。ところが、チームがラストの14試合で13勝1敗と驚異的な勝率で追い上げ、松井もリードオフマンとして、チームを引っ張った。ワイルドカードは残りの試合数が少ないから難しい状況だったが、パドレスとのワンゲームプレイオフで勝利し、地元ファンを熱狂させた。12年ぶりのプレーオフ進出である。この頑張りはすごい。

この日はBSの中継がなかったから、ずっとインターネットで試合の経過をみていた。延長12回の表、パドレスにツーランホームランを打たれ、万事休すかと思われた。“松井も残念だろうな、ここまで来たからにはプレーオフに出たかっただろうに”とロッキーズの負けを100%信じ、PCの前から離れた。そして、5、6時間後、試合結果を確認したら、なんと12回裏にロッキーズが3点入れ、9対8で逆転勝ちをしていた!

ええー、本当に?最後の最後までロッキーズの勢いがとまらなかったのである。こういう目に見えない力が働くから野球は面白い。後からTVでみると、先頭打者の松井が二塁打を放ち、反撃の口火を切った。松井のバットが皆の気力を再度奮い立たせたのである。試合後のシャンパンファイトが松井にとってどんなに嬉しかったことか。

前回、理想はフィリーズが東地区で優勝し、ロッキーズがワイルドカードを獲得することと書いたら、その通りになった!その両チームが今、戦っている。第3戦はロッキーズの本拠地。なんだか、ロッキーズの勢いがとまらず、ワールドシリーズに進出して、かつての同僚、松坂のレッドソックスと戦うような気がしてきた。当分、ロッキーズの松井から目が離せない。

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