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2007.09.02

土佐礼子 世界陸上・女子マラソンで銅メダル!

1020大阪で開かれている世界陸上・女子マラソンで土佐礼子選手(写真真ん中のゼッケン8)が3位に入り、来年の北京五輪出場を決めた。拍手々!

昨年の東京国際マラソンでも優勝したから、現時点では日本選手のなかで一番強い。来年32歳だが、オリンピックのメダル獲得に期待がもてそうになってきた。

オリンピックの翌年に開かれる世界陸上の成績はあまり当てにならないが、オリンピック前年の大会は実力者や最近好調な選手が出場するから、選手にとっても誰が強いかを見極める戦いでもある。だから、ここで銅メダルを獲得したということは来年の本番にむけていいスタートをきったともいえる。

土佐選手はいつも粘り強い走りで見る者を感動させる。細い腕を一生懸命振り、泣きそうな顔をして必死に走る。38キロまでは8人でトップグループを形成していたが、39キロあたりからばらけてきた。土佐選手はここで5位となり、“ううーん、これはダメかな”とメダルへの期待が崩れかけた。

が、ここから残り3キロで驚異的な粘りをみせる。この粘りがこの選手の真骨頂。40キロをちょっとすぎたあたりで中国選手を抜き3位になった。前を走るのは中国の周選手とケニアのヌデレバ選手。周選手に追いつくのは残念ながら叶わず、結局3位でゴールした。

土佐選手は04年のアテネ五輪の選考レースだった名古屋国際マラソンのときもすごい粘りで逆転優勝した。こういう風に最後まで粘れるというのは人並み以上の強い精神力があるからだろう。日本の女子マラソン界のトップ集団にいる選手たちは体力とか走力とかは世界レベルだから、体調管理を上手くやり、勝負に対するモチベーションの高い選手が最後に栄光をつかむ。

オリンピックへの切符は残り2枚。誰が手に入れるだろうか?アテネで金メダルを獲った野口みずき選手はあれ以来一度も走ってない。足の故障はもう直り、今年の東京国際マラソンで代表切符を目指すらしいが、あのダイナミックな走りがみられるだろうか?潜在的な能力が高いといわれる渋井選手や復活をめざす高橋直子選手の調子は?女子マラソンはメダル獲得の有力種目だから、これからの選考レースが楽しみ。

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