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2007.07.22

祝 琴光喜の大関昇進!

942大相撲名古屋場所は横綱朝青龍の21回目の優勝で幕をとじた。

14日目で朝青龍と関脇琴光喜が一敗で並んだので、千秋楽はともに勝ち、決定戦になるのではと期待したが、先に琴光喜が稀勢の里に敗れてしまった。ううーん、残念!

今日の琴光喜は前日までの一気の攻めがなかった。やはり優勝を意識し、硬くなったのだろう。取り組みのあと、地元の大勢のファンの期待に応えられなかった悔しさからか、泣いていた。

こうなると、朝青龍は強い。今場所は横綱疲れで3敗している白鵬を難なく寄り切った。勝気な性格がストレートにでて品がないとか色々批評される横綱だが、ここぞという一番には無類の集中力を発揮して賜杯を手にするのだからたいしたもの。

13勝をあげた琴光喜は優勝はならなかったが、念願の大関昇進を果たした。拍手々!自称相撲通なのだが、以前ほど熱心に幕の内の取り組みをみてないので、今場所が琴光喜にとって大関昇進をかけた大事な場所であることにはじめ気がつかなかった。

2場所前が10勝5敗、先場所が12勝3敗だから、今場所12勝をあげるとめでたく大関昇進だったのである。結果は13勝と上々の成績でラストチャンスをものにした。琴光喜はもう31歳なので、歴代最年長の新大関となる。そして、新入幕から44場所かかっての大関は史上2位のスロー昇進だそうだ。

琴光喜がはじめて大関昇進に挑戦した場所のことはいまでもよく覚えている。5年前の02年1月場所、12番勝って、3場所の通算勝星を34勝としたのに、昇進が見送られた。2場所前、13勝2敗で優勝しているのにである。このときは相撲協会の体質の古さにちょっと腹が立った。

当時大関が4人いたということもあるが、見送りの一番の理由が14日目に平幕の武雄山に負けたからという。こんな馬鹿なことを協会幹部は平気で言っていた。15日間のうち、何日かはふと魔がさすことだってある。平幕に負けて一敗はしたが、上位の大関を破っているではないか、こちらの頑張りは評価しないのか!勝星だって12勝もしているんだよ!とつい言いたくなる。

3場所合計で34勝あげ、立派な成績だったのに、相撲協会は“平幕に負けて印象が悪い”というもっともらしい理屈で力士の夢をつぶしてしまった。琴光喜は大泣きし、それを琴乃若(現在の師匠、佐渡ヶ嶽親方)がなだめてやったという。次の場所、琴光喜は下顎を骨折するというアクシデントに見舞われ、以後長く平幕と三役をエレベーターのように上がったり下がったりする。

苦節5年、大関への夢をあきらめず、精進をかさね見事、昇進を勝ち取った。おめでとう!と声を大にして言いたい。年は31歳だが、野球界では37歳の斉藤が大リーグへ挑戦し、今やドジャースのリリーフエースになっているのだから、琴光喜にはあの一気に前にでる相撲を磨いて、横綱をめざしてもらいたい。朝青龍、白鵬、琴光喜の3横綱時代になると大相撲もぐっと盛り上がる。頑張れ!琴光喜

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