大リーグオールスター戦、イチローMVP!
本日行われた大リーグオールスター戦で、7年連続出場したイチローが大活躍し、MVPに選ばれた。
レギュラーシーズン前半の好調な打撃(打率0.359、アリーグ2位)をスタープレーヤーが集まる晴れの舞台でもいかんなく発揮し、3打数3安打2打点と打ちまくった。
とくに3打席目ではもうちょっとでホームランという大きな当たりを放ち、ライトを守っていたグリフィーJRがフェンスから跳ね返ってくるボールの処理にもたつく間、一気にホームイン。オールスターでのランニングホームランは史上初めてという。試合はアリーグが5対4で勝ち、ワールドシリーズでの本拠地開催権を確保した。
日本選手はドジャースの斉藤が7回に登場し、3人の打者を難なく凡打にしとめ、実力を見せつけた。ナリーグ4位のセーブ実績はダテではない。ツインズの好打者ハンターでも斉藤の投げる鋭いスライダーにきりきり舞いという感じだった。昨年はマイナー契約からスタートした37歳の投手が今年は大リーグを代表するリリーフに成長し、オールスターでぴしゃりと抑えるのである。これほどすばらしいことはない。大拍手!
一方、インターネット投票で選ばれたレッドソックスの中継ぎ、岡島は残念ながら出番がなかった。9回裏、2アウトのあと、ソリアーノ(今年からシカゴ・カブス)が2点ホームランを打ち、アリーグの投手陣がバタバタしたから、岡島にも投げるチャンスがあるかなと期待したが、エンゼルスの若きリリーフエース、ロドリゲスがなんとか3つめのアウトをとり試合は終了した。いっそのこと、同点になり延長戦になってくれれば岡島のあの下向き投法が見れたのに。全部の願い事は叶わない。
イチローがマリナーズと5年122億円で契約延長するという記事がでていた。これにはちょっと複雑な心境である。今のマリナーズにいるより、レッドソックスとか、ヤンキースにFAで移籍したほうがワールドシリーズに出られる可能性が高いと思うのだが。せっかくのFAなのにもったいない!
イチローにしてみれば、シアトルは住み心地がよく、好きでなかった前監督が辞め、信頼をよせているコーチが監督に昇格したから、これからはチームの雰囲気もよくなると判断したのだろうか。松坂、岡島がいるレッドソックスにイチローが入ってくれることを強く望んでいたのだが。。
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