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2007.06.18

もっと知りたいスペイン! その一 スペインを扱った名曲

8893月上旬のスペイン旅行以降、スペインの歴史、文化に対する感度が格段と上がっている。

で、わが家は今年を“スペインイヤー”にしようと、スペイン大好き人間の方と食事会をして、観光談義に花を咲かせたり、ゴヤやベラスケスのモノグラフを読んだり、またスペインの名がつくいいクラシック音楽を聴いたりして、“もっとスペイン!”状態。

当分、心の中をスペインものが占領するので、拙ブログで不定期にスペインの歴史や文化について感じたことや整理できたテーマを綴ることにした。題して“もっと知りたいスペイン!” 一回目はスペインを扱った名曲。

これまで収録したクラシック音楽や歌劇のビデオの中から、スペインの名のつく曲をピックアップして集中的に聴いてみると、α波をビシビシ放出させてくれる名曲がいくつもあり、その気持ちのいい曲想に酔いしれる。

昔からよく聴いているのがロドリーゴ作曲の“アランフェス協奏曲の2楽章”。若い頃、トランペット奏者のマイルス・デイビスが管弦楽団とコラボしたジャズ&管弦楽の傑作、“スケッチ・オブ・スペイン”を数えきれないくらい聴いたから、サビのメロディラインが体の中に沁みついている。最近もっぱら聴いているのは、クラシックギターの名手、ジョン・ウイリアムスがベルリンフィルと共演したもの。

ギター演奏ではこの曲とおなじくらい好きなのが“アランブラ宮殿の思い出”(タレガ作曲)。ツアーで一緒した男性の方は弟さんが弾いていたこの曲を聴いてスペインに行きたくなったと話しておられた。たしかに、この曲もスペインの哀愁が漂う名曲である。

スペイン人が作曲したものでお気に入りはファリアがつくった、ピアノおよび管弦楽のための“スペインの庭の夜”。全曲は1.ヘネラリーフにて 2.はるかな舞踏 3.コルドバの夜 の3部からなる。グラナダのアルハンブラ宮殿の近くにある夏の別荘、ヘネラリーフ(右の写真)を思い出させてくれるピアノと管弦楽による夜想曲にうっとり。

そして、小さい頃からなじんでいるのが、大バイオリニスト、サラサーテが作曲したあの“チゴイネルワイゼン”。スペインというと、闘牛、フラメンコとともに、このジプシーの激しい情熱と哀愁が切々と伝わってくる“チゴイネルワイゼン”が浮かんでくる。

スペイン人以外ではフランス人がスペインを扱った曲を多くつくっている。ラヴェルの“スペイン狂詩曲”、シャブリエの“狂詩曲・スペイン”、ラロがサラサーテのために作曲した協奏曲風の大組曲“スペイン交響曲”もいい曲。また、メロデイメーカーのリムスキー=コルサコフの“スペイン奇想曲”は何度聴いても痺れる。

オペラでは、なんといってもいい曲が次から次に出てくるビゼーの“カルメン”と底抜けに楽しいロッシーニの“セビリアの理髪師”。琴線にふれる名曲をこれからもずっと愛していきたい。

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