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2007.05.19

銀閣寺&醍醐寺

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京都は毎年2,3回訪問し、美術館に行ったり、お寺巡りをしている。有名な寺院や神社は大体まわったが、数が多いのでまだ事前予約がいる桂離宮、苔寺、修学院離宮や醍醐寺などが残っている。で、今回は相国寺から近い銀閣寺と醍醐寺を訪ねた。

この時期は修学旅行が真っ最中なのか、最初に出かけた銀閣寺には制服を着た中学生が沢山いた。今は男女5人で一つのグループをつくり、グループ単位で名所旧跡を回るようだ。みていると観光ガイドを兼ねたタクシーの運転手が寺を案内したり、写真を撮っている。帰りのお土産屋で千葉県から来たという男の子に、小遣いの目安があるのか尋ねると“一万円ぐらい”と言っていた。

生八橋などの試食を沢山置いているお店がやはり人気で、みんな財布を出し、2、3個買っていた。両親とか兄弟、祖母、祖父用とか算段しながら買っているのだろう。昔も今も変わらないなーと懐かしく見ていた。日本人は修学旅行からお土産を買うことをおぼえ、以後この良き風習を一生続けていく。お土産をもらうと誰しも悪い気はしない。普通のお饅頭でもわざわざ買ってきてくれたというのがすごく嬉しくて、お土産をくれた人との親密度が増すことが多い。

銀閣寺(上の画像)は過去一度来たことがあり、二層の観音殿(銀閣)はよく頭に入っているが、どういうわけか白砂を段形に盛り上げた銀沙灘や円錐台形の向月台の記憶がない。たぶん、金閣寺&銀閣寺で観音殿にしか関心がいってなかったからだろう。で、以前見た池田遙邨が描いた名画、“銀沙灘”がイメージできるよう、今回はいろいろな角度からじっくりみた。とくに惹かれるのが円錐台形。これを想いついた人の美意識というか感性は相当レベルが高い。銀沙灘は月の光を反射させるためといわれてるようだから、夜ここの空間に立つとすごく感動するだろう。

醍醐寺は地下鉄東西線の醍醐駅から歩くにはキツイ距離なので、巡回バスに乗った。ここのお目当ては国宝の五重塔(下の画像)。高さは38mと羽黒山(拙ブログ05/11/10)の30メートルを上回る。さらに屋根の上に13mの相輪がある。完成したのは951年だから、この五重塔は京都府下では最古の木造建築物。どーんと立っている感じである。これで代表的な五重塔は全部見た。東寺、法隆寺、興福寺、室生寺、瑠璃光寺(山口市)、羽黒山。醍醐寺のをみて日本の木造建築物のすばらしさを再認識した。

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