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2006.12.24

06年感動の展覧会・ベスト10! Ⅰ 西洋美術・現代アート

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感動の美術品・ベスト10!はあと2回続くが、これらの作品が展示された展覧会についても、西洋美術・現代アートと日本美術の2回にわけてベスト10を選んでみた。

美術品鑑賞は専ら追っかけている名品と遭遇するのが最大の楽しみなので、展覧会のテーマとかコンセプトにはあまり興味が無く、お目当ての作品がどのくらい含まれているかに注目している。ここに選んだ展覧会は美術史家の選択基準とは異なる視点で選んだMy感動の展覧会である。で、ベスト10をみていただく前に、感動するあるいは大満足の展覧会はどんな要件をクリアした展覧会かを説明しておきたい。観てて楽しくなる要件とは、

A とびっきりの名品、目玉がある(一点豪華型)
 例えば、ダビンチの“モナリザ”とかトプカプ宮殿の“エメラルドの短剣”とか
B 好きな作家の作品が沢山ある(回顧展型)
 作家の初期の頃から晩年までの創作活動がその作品群で理解できる
C 作品の質が高い(○○コレクション型)
 昨年のフィリップスコレクションとか、今年のプライスコレクション
D はじめての作品が多い(初公開型)
 日本ではじめて展示されるとか、自分にとってもはじめての作家
E 展示空間の演出が秀れている(博覧会型)
 展示の仕方が面白く、アートエンターテイメントが感じられる

展覧会のあとの()は拙ブログの日付、開催された美術館の前にあるアルファベットは上の要件を示している。美術品同様、順位は無しで、展覧会が開催された順番に並んでいる。上の“奈良智美A to Z展”の会場風景はタイトルにちなんで使っただけで、これが一番よかったという意味ではない。

 Ⅰ感動の展覧会・ベスト10!~西洋美術・現代アート編~

★“スイス・スピリッツ展”(3/43/5):A,C Bunkamura(3/4~4/9)

★“プラド美術館展”(2/264/2):A,C 東京都美術館(3/25~6/30)

★“藤田嗣治展”(4/4):B 東京国立近代美術館(3/28~5/21)

★“絹谷幸二展”(5/29):D 日本橋三越(4/18~4/30)

★“シャガール展”(9/23):B 青森県立美術館(7/13~9/24)

★“奈良智美A to Z展”(9/24):B,E弘前市吉井酒造煉瓦倉庫(7/29~10/22)

★“ペルシャ文明展”(8/8):A,D 東京都美術館(8/1~10/1)

★“ダリ回顧展”(9/3010/110/2):B 上野の森美術館(9/23~07/1/4)

★“大竹伸朗 全景展”(12/13):D,E 東京都現代美術館(10/14~12/24)

★“ビル・ヴィオラ はつゆめ展”(12/15):D,E 森美術館(10/14~07/1/8)

ベスト10にしたため漏れてしまったが、はじめての作家の“パウラ・モーダーゾーン・ベッカー展”(神奈川県近美葉山館、1/7~3/26)、“エルンスト・バルラハ展”(東芸大美、4/12~5/28)、“ニキ・ド・サンファル展”(大丸東京店、5/11~5/22)、“束芋・ヨロヨロン展”(原美術館、6/3~8/27)ではその素晴らしい作品に大変感動した。

今年はベスト10に入った大竹伸朗、ビル・ヴィオラをはじめ、これまで知らなかった作家の作品に接する機会が多くあった。才能豊かな画家やアーティストに会わせてくれたミューズに感謝々である。

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