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2006.12.11

旭山動物園

583TVのニュースで旭川市旭山動物園における冬の最大のイベントであるペンギンの行進をみた。

昨年もペンギンの歩く姿をみてニコニコ顔になったが、今年は一ヶ月くらい前ここを訪問したので、ペンギンたちにより一層親しみを覚える。

ガイドさんの話しだと、散歩の先頭にいるのがリーダー格のペンギンで、全部のペンギンが散歩するのではなく、行きたいものだけが行進しているらしい。3日前、旭川の気温は-22℃。夏の暑さは苦にならないのに、冬の寒さにはからっきし弱いので、冬の北海道を旅行することはまずない。だから、ペンギンの行進はこれからもTVで楽しむことにしたい。プールで泳ぎまわるペンギンを水中トンネルから間近に見て、毛のようにみえるふさふさした羽根などを実感したのでTVでも十分楽しめる。

動物園に入ったのは中学校1,2年の頃以来。随分昔のことだが、園のなかにいた動物で記憶に強く残っているのは、大きな顔に鮮やかな緑や赤の縦筋があるマントヒヒ、緑の羽を大きく広げた孔雀、うすピンクの羽根が美しいフラミンゴ、硬そうで鎧のような皮膚をもつアルマジロ、檻の中を絶えず動き回っているチーター?豹?などなど。動きがあったり、体の色が目立つ生き物をよく覚えている。

では、旭山動物園へはどうして全国各地から大勢の人が押し寄せるのか?入館して人気の秘密がわかった。ここには可愛いパンダや立ち歩きの出来るレッサーパンダ風太など珍しい、また変わった動物がいるわけではない。ニホンザル、チンパンジー、オランウータン、ライオン、アザラシ、ペンギン、ホッキョクグマなどほかの動物園でもみられる馴染みの動物ばかりである。

でも、ここでは動物を間近に見られるので、その動きや体の毛や皮膚の状態をみて素直に感動する!映像や写真で見た動物ではない、生のペンギンやアザラシ、ホッキョクグマが最接近してくるのである。これに子供たちはキャーキャー言って大喜びだが、隣にいる大人だって声こそ出しはしないが、興奮度は子供と変わりはしない。あざらし館では左のように太さ1.5mの円柱水槽をアザラシが行き交う姿を360度から見られる。スピーディにこの筒の中に入ったり出たりし、弾力的な皮膚を見せてくれるアザラシはカッコいいジャパンポップス歌手や歌舞伎の人気役者のようにみえる。

こういう動物の行動や生活を見せるやり方を“行動展示”というそうだ。従来型の遠くから絵や彫刻をみるように動物を眺めるのと較べると、たしかにこちらのほうが数倍楽しい。馴染みの動物なのに見せ方によりこうも楽しさがちがうものかと感心する。新たな施設をつくったり、動物の習性や行動をあの手この手で見せようと絶えず工夫しているところがエライ。

オランウータンが餌を食べる“モグモグタイム”で高さ17m、長さ13mのロープを綱渡りするのを見たかったのだが、時間が合わずみれなかった。残念!でも、ホッキョクグマをはじめてみたのでちょっと嬉しい気持ち。ほかの動物園もここのやり方をどんどん真似たらいいと思う。動物と戯むれるのもいいものである。

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