展覧会情報(06年後半)
本年も今日から後半。そこで、美術関連雑誌、チラシ、美術館HPなどから得た
情報をもとに7月から12月に開催される注目の展覧会をまとめてみた。
★西洋美術
7/8~8/27 ガレとドーム兄弟展 Bunkamura
7/8~8/31 岡本太郎・明日の神話の公開 汐留日本テレビ
7/8~9/3 ポップ・アート展 損保ジャパン美術館
7/8~10/1 旧朝香宮邸アール・デコ展 東京都庭園美術館
7/13~9/24 シャガール展 青森県立美術館
7/22~8/27 イギリスの美しい本展 千葉市美術館
7/23~8/20 クローデル展 府中市美術館
7/28~8/27 京近美蔵洋画展 横浜そごう美術館
8/1~10/1 ペルシャ文明展 東京都美術館
8/3~8/24 アートコレクション展 ホテルオークラ
8/15~10/15 モダン・パラダイス展 東京国立近代美術館
9/2~1015 ピカソ・モディリアーニ展 Bunkamura
9/7~9/26 ラウル・デュフィ展 大丸東京店
9/9~10/15 日曜美術館展 東京芸大美術館
9/12~12/10 ベルギー王立美展 国立西洋美術館
9/16~11/12 ウィーン美術アカデミー展 損保ジャパン美術館
9/23~1/4 ダリ展 上野の森美術館
10/14~1/8 ビル・ヴィオラ展 森美術館
10/7~12/10 アンリ・ルソー展 世田谷美術館
10/19~12/24 大エルミタージュ美展 東京都美術館
10/14~1/14 アールデコ・ジュエリー展 東京都庭園美術館
12/11~1/14 草間彌生展 千葉市美術館
★日本美術
7/1~9/24 夢二大正ロマン展 竹久夢二美術館
7/4~8/27 プライスコレクション・若冲展 東京国立博物館
7/4~9/24 民藝運動の巨匠展 日本民藝館
7/8~8/6 若冲・動植綵絵展示4期 三の丸尚蔵館
7/8~9/24 マンダラ展 埼玉県立近代美術館
7/15~9/24 三輪壽雪展 東近美工芸館
7/15~8/27 開館110年記念展 京都国立博物館
7/22~9/3 青磁の美展 出光美術館
8/1~10/9 始皇帝と兵馬俑展 江戸東京博物館
8/12~9/10 若冲・動植綵絵展示5期 三の丸尚蔵館
8/22~28 濱田&河井展 日本橋三越
9/1~10/26 歌麿・栄之展 太田記念美術館
9/2~10/22 花鳥画展 野間記念館
9/5~10/9 広重・東海道、木曾街道展 千葉市美術館
9/5~10/9 前田青邨展 岐阜県立美術館
9/9~10/1 国宝 風神雷神図屏風展 出光美術館
9/9~12/23 花鳥画展 松岡美術館
9/10~10/15 近藤浩一路展 練馬区立美術館
9/16~11/12 楽焼茶碗展 三井記念美術館
9/26~10/22 国宝 山越阿弥陀図展示 東京国立博物館
9/29~12/10 現代日本画名作展 八王子夢美術館
9/30~11/19 竹内栖鳳展 山種美術館
9/30~11/26 清朝磁器展 静嘉堂文庫
9/30~12/3 富本憲吉展 茨城県陶芸美術館
10/3~12/3 仏像展 東京国立博物館
10/3~12/10 中国宋元画展 畠山記念館
10/5~17 棟方志功展 大丸東京店
10/7~11/5 国宝 伴大納言絵巻展 出光美術館
10/17~11/26 京焼展 京都国立博物館
10/21~12/10 ボストン肉筆浮世絵展 江戸東京博物館
10/21~11/26 天心と日本美術院展 五浦美術館
10/21~12/24 山口蓬春展 神奈川県近美葉山館
11/3~12/3 浦上玉堂展 千葉市美術館
11/7~12/24 日本画と洋画のはざま展 東京国立近代美術館
11/11~12/24 所蔵名品展Ⅱ 出光美術館
11/11~12/29 江戸絵画展 遠山記念館
12/2~1/23 鍋島展 MOA美術館
12/2~3/4 千住博展 山種美術館
12/19~2/25 松田権六展 東近美工芸館
(ご参考)
・西洋美術で期待が膨らむのは“ベルギー王立美術館展”、“ダリ展”、“大
エルミタージュ美術館展”。
・ベルギー王立美術館は昨年訪問したばかり。ブリューゲルの“イカロスの
墜落”やマグリッド、クノップフにまた会えるかと思うとワクワクする。
・フロリダにあるダリ美術館には行けないので、ここの名品がやってくるのは
有難い。
・東京都美術館がプーシキン美展に続いて、今年も印象派の名画をみせてく
れる。ゴーギャンの“果物を持つ女”は現地でみたが、絶品。メトロポリタン
美蔵の“マリアを拝す”とともにゴーギャン作品のなかでは一番のお気に
入り。これがまた観られのは最高に嬉しい。
・日本美術も豪華な展覧会が目白押し。7/4から東博ではじまる“プライス
コレクション、若冲展”、“仏像展”、“ボストン肉筆浮世絵展”がビックスリー。
・プライスコレクションは若冲のほかでは芦雪の“象と牛図屏風”が狙いの
1点。首をながくして待ったが、ようやく観られる。
・ボストン美術館の肉筆浮世絵には相当しびれるのではないかと期待して
いる。ビゲローが熱心に蒐集した北斎、春信らの絵に気がはやる。
・国宝の一級品がこの秋、沢山東京でみられる。関西からやってくるのが
宗達の“風神雷神図屏風”(京都・建仁寺)、“山越阿弥陀図”(京都・禅林
寺)、仏像展に出品される“十一面観音菩薩立像”(滋賀・向源寺)。
・久しぶりに展示されるのが出光の“伴大納言絵巻”と畠山美術館の牧谿作、
“煙寺晩鐘図”。“煙寺晩鐘図”は中国宋元画展の10/31~11/12に限って
展示される。お見逃しなく。
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コメント
こんにちは
いいラインナップですね。
わたしも今月から予定表を挙げることにしまして、『行くぞ』宣言してますが、いづつやさんのこちらの情報がかなり有益な感じです。助かります、ありがとうございます♪
投稿: 遊行七恵 | 2006.07.02 11:12
to 遊行七恵さん
美術館の展覧会情報は一人ではとても追っかけきれないですから、ブログ
仲間の方から教えてもらうことも多いですね。貴重な情報源です。昔とくら
べて美術館情報がものすごく効率的に入ってきます。いい時代になりました。
あとはアサヒビールのCMではないですが、“観たい!のために”どれだ
け時間をやりくりできるかですね。東京へも第二ホームグランドのように
来られる七恵さんの行動力にいつも感心しています。
投稿: いづつや | 2006.07.02 18:19