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2006.05.16

カプリ島の青の洞窟

378カプリ島観光の目玉、青の洞窟が見れるかどうかはその日の天候次第。ちょっとでも波が高いとダメだという。でも、その説明だけではまだピントこない。

だが、実際洞窟に行き、入口の小さな穴を見たら、即納得する。一箇所しかない入口はわずか2mしかないのである。このため、海が完全に穏やかな状態の時しか、洞窟に入ることができない。われわれが出かける日がこの穏やかな海であることを祈るばかりだったが。。

はたして見れたのか?幸運にも、当日海はべた凪(なぎ)。念願の青の洞窟は“リーチ一発ツモ”で見れたのである。ガイドさんによると、前日も2日前もダメだったという。こういう話を聞くと余計に嬉しさが増してくる。カプリ島のマリーナ・グランデ港から洞窟に行く中型船のなかでは、ツアー参加者、および添乗員さんの顔は皆子供のようなニコニコ顔。でも、いい顔もここまで。船頭さんを入れて7人ぐらいしか乗れない小さなボートでいざ、洞窟に入る段になるとすごく緊張する。

上下する波のタイミングをみはからって小さな穴に入るときは頭をぶつけないように体を舟底にへばりつける。なかに入り、海の底をみるとまっ青。すごく綺麗な青である。これが“青の洞窟か!”とテンションが一気にあがる。これほど美しい青の世界にひたったことがない。船頭さんも心得たもので、すぐ歌を唄ってくれて、気分を盛り上げてくれる。
22mの深さの海底は真っ白な砂で、そこに太陽光線が微妙な角度で入ってくるため、特有な青い色になる。中を一周して、また頭とか手をぶつけないようにして狭い穴から外へ出る。洞窟にいたのは10分くらいだが、感動がぎゅっと詰まったこれ以上の幸せはないという時の流れだった。

このあとは島の高いところにあるアナカプリと港の近くにあり観光客が多く集まるカプリで昼食をとったり、ショッピングなどの自由行動。この地方の人達に愛されている飲み物、レモンチェッロをはじめて飲んだ。レモンの皮を96度のアルコールに漬け込んでつくるかなりきついお酒だが、口当たりは爽やかで、とろりと甘く美味。

カプリ島は高級リゾート地のため、ここに別荘をもっている資産家、有名人は多い。そういう人達の御用達となっている装飾品、衣服、革製品などの店がある通りを歩いていると、ここはミラノのファッションストリートではないかと錯覚する。フェラガモやプラダなど有名ブランドはほとんど店を出している。青の洞窟だけがカプリ島の楽しみと思っていたが、色彩感覚やデザインの素晴らしい高級ブランド品でつかのまのリゾート気分を味あわせてもらった。

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