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2006.04.17

メジャーリーガー城島健司

364イチローのいるシアトル・マリナーズに入団した城島健司が連日頑張っている。12試合終わったところで、打率0.350、ホームラン2本、打点10は立派というほかない。

捕手というポジションは投手をうまくリードし、最少失点に抑えるのが大きな役目だが、投手とのコミュニケーションはTVでみててもスムーズにいってるようで、物怖じすることなくフランクに英語をしゃべってる姿をみると本当に感心する。

城島が捕手のレギュラーをとるにはマリナーズがうってつけだった。昨年まで、マリ
ナーズにはウイルソンという長身のいいベテラン捕手がいたが、打力の衰えで引退し
てしまった。その後釜におさまった同じく長身の城島はマリナーズにとっても大きな
戦力にちがいない。

大リーグには背の高い捕手は結構いる。有名なのは今年メッツからサンジアゴ・パド
レスに移籍したピアザ。最近のピアザは足のひざの故障などで、守備力は落ち、
打力も野茂とドジャーズでバッテリーを組んでいたころの凄さはなくなったが、人気は
まだまだある。体形がいかにも頑丈そうな捕手という感じがするのが守備力があり、
打力もいいイワン・ロドリゲス(デトロイト・タイガース)。2,3年前までは大リーグNO.1
捕手といわれた。座ったままセカンドや一塁に投げるのだからすごい肩をしている。

あまり先走ってもいけないが、打力がよく、肩もいい、そして投手とのコミュニケーシ
ョン力もある城島は将来、大リーグを代表する捕手の一人になるかもしれない。まだ、
12試合だけしか経験してない城島だが、その堂々としたプレーと成績をみると、イチ
ロー、松井、井口らと同様、どんどんスター街道を歩んでいき、多くのファンに愛される
選手になるのではないかと思う。もちろん、難しい捕手のポジションに加え、いろん
ないい投手と対戦するので甘い予想は禁物だが、期待に応えてくれそうな気がする。

TVや新聞では城島の活躍を分析しているが、その中でなるほどなというレポートが
あった。城島が生まれ育ったところは長崎県の佐世保市。一度九州をクルマで旅行
したとき、この町を通ったことがある。ここは米国海軍の基地があるところ。で、町には
米国のようにハンバーグ屋さんが沢山あるという。なるほど!城島は小さい頃から、
日本のほかの都市と比べるとアメリカ人をより身近に感じ、ハンバーグやコーラという
典型的な米国文化に接することが多かったのだろう(城島がハンバーグが好きかど
うかは確認してないが)。こうした生まれ故郷の環境も味方の同僚選手とフランクに
しゃべり、つきあってることと関係があるかもしれない。

では城島の打力、守備力は大リーグのなかでどのくらいなのか?アテネオリンピック
のアジア予選のとき、城島を4番に据えた長島監督が“城島のインコースの打ち方は
日本一”と評した。左ひじをたたみながら、体の回転でボールを叩く独自のスタイル
に城島は数年前、開眼した。これは大リーガーのなかでもトップクラスの技術である。
さらに、右にも打てる。開幕戦でエンゼルスのエース、コロン投手からいきなりライト
スタンドにホームランを打って皆をびっくりさせた。

いい球を逃さず、積極的に打っていく打法は大リーグの野球にあっている。イチロー
のバッティングとはまたちがった魅力をもった選手である。守備力では肩が強く、スロ
ーイングが素早い。これをみると出塁したランナーは容易に2塁に走れないだろう。
投手のリードは経験をつめばもっともっとよくなる。

今年のマリナーズは出足は悪くない。12試合で6勝7敗。今、打率が落ちているイチ
ローも徐々にガンガン打ち出すだろうから、強敵エンゼルス、アスチックスのいる西
地区で優勝し、プレーオフに進出するのも夢ではない。頼もしい城島、天才イチローの
活躍に期待し、精一杯応援しようと思う。

拙ブログは4/18~30までお休みします。

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