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2005.12.16

世界遺産 ギリシャ・メテオラ

245昨日のNHKの番組、“探検ロマン、世界遺産”にギリシャにあるメテオラが紹介された。

ここは昨年10月に訪れ、まだ充分覚えているので、熱心に見た。奇岩で有名な観光地といえば、トルコのカッパドキアをすぐ思い浮かべるが、メテオラの人気も上昇中らしい。

こうした影響力の大きい番組で取り上げられると、天空にそそりたつ岩山の上に
建てられた修道院を一度この目で見てみたいと思う人がさらに増えるような気が
する。余談だが、2、3ヶ月前特集していた“世界遺産、ここに行きたいベスト30”
にメテオラは入ってなかった。因みに、一番行きたいところはペルーのマチュ
ピチュ。ここは探検ロマンで紹介されたのが効いて、一気にブレイクしたようだ。

観光慣れし、もう2ラウンド、3ラウンド目の世界旅行を楽しんでいる人は、TV等の
メディアで未開拓で素晴らしい感動の得られる場所を知ると、南米でも中国の奥地
でもどんどんでかけていく。ベスト10の中にはあまり知らない中国の地名やペト
ラ遺跡、ギアナ高地がランクインしていた。メテオラにも探検ロマン効果がでてくる
だろうか?

アテネからメテオラまではバスでおよそ5時間半くらいかかる。途中トイレ休憩が
2回あった。奇岩のふもとにあるカラバンカの町に夜着き、ここで一泊し、翌日が
メテオラ観光という日程。当日は雨が降り、霧が出てたので、残念ながら天空に突き
でた巨岩群の全貌をみることが出来なかったが、霧の合間に現れる奇妙な形を
した岩をしっかり目に焼き付けた。カッパドキアにあるキノコのような岩とは違い、ここ
のは高さもある峻険な岩々。そのそそりたつ岩山の頂上にギリシャ正教の修道院
がある。これが奇跡!!

6つある修道院のうち、観光客がバスで途中まで行け、そのあと階段を登ってたどり
つけるのは標高616mに建てられた右のメガロ・メテオロン修道院のみ。修道院の
建設にどれだけの月日がかかったのか、何人くらいの修道士が命を落としたのか等
を思い巡らしながら115段の階段を踏みしめていた。くたびれ果てるほどのことは
無い。あまり広くない教会内部にあるフレスコ画は一部が剥がれており、時の流れを
感じさせる。食事をする部屋に14世紀当時使われてたというテーブルが残っている。
ここで厳しい修行に明け暮れる修道士が質素な食事をとってたのだろう。

想像を絶する岩山に建てられたあの小さなギリシャ正教の教会を見たことは一生の
思い出となった。

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