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2005.12.17

西安 デジタルシルクロードの都

246NHK番組、“新シルクロード”のテーマになっていた西安が12年前と大きく変ってるのに驚いた。

中国が現在、すごいスピードで変貌を遂げてることはTVのニュース報道で理解はしているが、実際訪れた都市の変貌ぶりを目の当たりにすると、頭でイメージしている以上の大改造が中国全土で進行しているのを実感する。

番組の冒頭で、三蔵法師がインドから持ち帰った経典を蔵する右の大雁塔の前
に今年誕生したという世界最大級の噴水を映していた。ライトアップされ高く吹き上
がる水で子供たちが楽しそうに遊んでいる。このあたりは昔とは随分違う。93年
の頃、街はこんなに綺麗でなく、高いビルは全く無かった。それが今は、至るところ
に現代的な高層ビルが林立している。

シルクロードの時代、西安はアフリカ、西域、インド、日本などから多くの人がやって
来て、情報、物の交流が盛んに行われた国際都市であった。西安市ではデジ
タル技術を駆使し、この街を再び世界の中心都市にしようとするデジタルシルクロード
プロジェクトが動き出している。いかにも中国らしい壮大な計画である。

盛時、国際都市の象徴であった市場があった場所が2年後には大規模なショッピング
ゾーンに生まれ変わるという。場所の確保は社会主義流で、設計・建設は先進国
と同じ自由主義経済の手法。この国では営業保障なんて要求する商売人はいない。
市の広報車が出て、スピーカーの音量を上げて“すぐに立ち退いて下さい!”とアナ
ウンスしている。これなら出来上がるのは速い。ラスヴェガスなど最先端のファッション
ストリートを参考にして、有名ブランドを沢山出店させ、08年の北京オリンピック
を見るため世界中からやってくる観光客や国内の高所得層の購買意欲を掻きたて
ようというのが基本的なコンセプト。

番組で知ったことだが、西安には多くの大学があり、大学城と言われている。この
ため、日本やアメリカのIT企業が北京や上海と較べて賃金の安い技術者と若い優秀
な頭脳を求めてぞくぞく西安に進出中。西安は内陸にあるため、発展が遅れてきた
が、永遠の都を取り戻そうと今、大きく動き出した。NEW西安を見てみたい。

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