« 永青文庫の近代日本画展 | トップページ | 松岡美術館の古伊万里展 »

2005.09.29

祝阪神タイガース セリーグ優勝

177阪神タイガースが甲子園で巨人を5対1で破り、2年ぶり5度目のリーグ優勝を果たした。

2年前の涙の優勝シーンと違い、選手、岡田監督に涙は無く、みんな心から優勝を楽しんでいた。チームが強くなると、同じ優勝をしても、喜び方が一味違ってくる。3、4年前とはエライ変りよう。

今年の優勝は、03年のときのように早くからマジックがつき、星野監督のもと、
楽々と優勝街道を突っ走ったのと違い、2位中日の追い上げがきつく、0.5
ゲーム差まで迫られ、ハラハラドキドキの戦いを勝ち抜いての栄冠であった。
岡田監督がインタビューで言ってたように、中日に肉薄されてあとちょっとで
首位を明け渡すところをきわどく勝ち、また3ゲーム差に戻したのが大きかった。

後から振り返ってみると、中日の頑張りもあそこまでで、懸念された通り、投手
陣が踏ん張れず、頼みの川上までバテてしまった。逆に阪神は金本、今岡らが
相変わらず勝負強いバッテイングでチームを引っ張り、勝ち続け、マジックを着実に
減らしていった。

岡田監督は監督になって2年目でチームをリーグチャンピオンに導いた。昨年の経験
を活かし、投打の戦力をきっちり整え、質の高い投手スタッフを軸に強いチームに
纏め上げた。TVに映る監督は表情をあまり表にださず、冷静に選手の状態やゲーム
の展開をみて、いい采配をしていたように思う。監督としての能力は高いのではな
かろうか。選手の起用方法では、2年目の鳥谷をショート、2番で固定して使い、藤本
を2塁にまわしたのがあたった。鳥谷もよく監督の期待に応え、派手な活躍ではな
いが、いいところで打っていた。

前半戦は広島からやってきて1塁を守ったシーツの打撃が光っていた。打撃の軸は
なんと言っても金本と今岡。この二人が年間を通して、打って欲しいところでホームラン
やヒットを打った。今岡の勝負強さは凄いの一言。この選手は読みが素晴らしいのだと
思う。金本は広島から阪神に移って本当に良かった。これで2回も優勝を味わった。
強靭な体力でここぞというときに放つライナー性のホームランは他の選手が真似できな
いオンリーワンの芸。ソフトバンクの松中とともに、いまや日本のプロ野球の4番で
一番頼りになるバッターである。

投手では37歳下柳の投球術が安定し、勝ち星を重ねた。それと中継ぎ、押さえ
のJFKトリオが立派な働きをした。凄い投手に変身した藤川、ウィリアムスもよく投げ、
久保田も最後を何度も締めくくった。野球は投手力のいいチームがやはり強い。
阪神はこの高い投手力と赤星らの機動力を使った得点力でペナントを握った。
選手、監督の頑張りに拍手、拍手。

右の絵は京都の南禅寺にある狩野探幽が描いた“竹林に虎図襖”(右隻)。

|

« 永青文庫の近代日本画展 | トップページ | 松岡美術館の古伊万里展 »

コメント

いづつやさん
ご無沙汰しています。
ネットスパムのせいでマイブログは閉鎖をいたしました。
根っからのタイガースファンの私としてはこの記事に書き込まざるを得ないわけで・・・(^_-)☆

>金本は広島から阪神に移って本当に良かった。
>これで2回も優勝を味わった。

阪神にとっても金本は若手を教育するよきとトレーナーとなってくれました。
選手達は金本選手を見習ってよく練習をするようになったそうです。

>37歳下柳の投球術が安定し、勝ち星を重ねた

金本・矢野・下柳のベテラントリオがいい仕事をしてくれました。
実は、下様大好きですw・(#^.^#)

もし、よろしければメールいただけますか?
ちょっとお知らせしたいことがありますので・・・。

投稿: リセ | 2005.10.01 21:48

to リセさん
ご無沙汰してます。ブログを閉じられたのは残念ですね。阪神タイガース
は強かったですね。中日が追い上げるかなと思いましたが、結局投手力
の差がでました。3年間で2回も優勝となるとセリーグの中心が関西に移り
ますね。巨人は岡田監督と同世代の原に変り、ヤクルトの古田も采配をふる
いますから、新世代の監督たちで野球界を盛り上げて欲しいですね。

広島の山本監督の場合、3年であの成績なら普通は自分から辞表
を出すのが当たり前ですが、遅すぎる辞任です。ちょっと甘えてます。
監督の能力が無い人は早く去って欲しいですね。

投稿: いづつや | 2005.10.01 23:38

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 祝阪神タイガース セリーグ優勝:

» MVPで困る阪神優勝 [万歳!映画パラダイス〜京都ほろ酔い日記]
 阪神が優勝を決めた。ことしの阪神は、終盤、中日に0・5ゲーム差まで追いつめられてからが強かった。マジックが点灯したと思ったら、甲子園で、しかも巨人戦での胴上げという「ベストシナリオ」に一気になだれこんだ。対巨人戦でリーグ優勝を決めたのは2リーグ制(僕も....... [続きを読む]

受信: 2005.09.30 22:03

« 永青文庫の近代日本画展 | トップページ | 松岡美術館の古伊万里展 »