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2005.08.13

夏の昆虫

143昼のローカルニュースで夏休みの子供たちが喜びそうな話題がでてきた。茨城県那珂市の博物館では今、世界中から集めてきたカブト虫やクワガタを展示しているという。生きた本物もいるようで、訪れた子供たちは楽しそうに見ていた。

中学校にあがる頃までは、トンボやカブト虫、川魚獲りなどが夏の楽しみだった。今の子供たちのように家のなかでゲーム機に夢中になるより、外で自然の
生き物を追っかけたりする遊びが中心。なかでも、カブト虫やクワガ
タ獲りはワクワクする遊びだった。

近くに住んでいた友達はこの昆虫獲りの名人で、部屋にはすごく大きなカブト
虫や立派な角をしたクワガタが何匹もおり、いつも憧れのまなこで眺めていた。
こういう子供はいまから思うと超お宅で、友達付き合いもあまりなく、誰にも
教えない秘密の場所でひたすら形のいい、また大きなカブト虫、クワガタを
追っかけていた。

その彼が一度この昆虫獲りに誘ってくれた。出発は朝早く、6時くらいに出かけ
たと記憶している。なんでも早朝でないと、いいクワガタやカブト虫は獲れない
らしい。山につくと、これが大変。大きなスズメ蜂がびゅんびゅん飛んでる。名人は
いい昆虫がいるスポットにむかって怖いスズメ蜂をもろともせず、進んで行く。この
とき位、この友人が大きくみえたことはなかった。この探検の成果は予想以上で、
いいクワガタにありつけた。

カブト虫とクワガタを比べるとやはりクワガタの方がカッコいい。よく、角に挟ま
れて痛い目にあった。現在の市場価値でカブト虫とクワガタはどっちが高い
のだろうか?デパートの昆虫売り場で何十万円の値がついたクワガタをみた
ことがある。また、東南アジアのタイから輸入されたクワガタが高額で取引
されていた。国内で獲れるカブト虫やクワガタの価値は低いのだろうか?

右の絵は円山応挙の写生帖に載ってる“カブト虫とバッタ”。この作品は03年
9月、大阪市立美術館で開催された“円山応挙展”に出品された。応挙は
この他、蝶、蛾、セミ、カタツムリ、蛙を博物図鑑で見るように上手に写生して
いる。加山又造にも昆虫の絵がある。6月にあった版画展に一枚の葉っぱ
にとまるクワガタの作品があった。加山はクワガタが好きなのか、画集に
クワガタを描いた日本画がある。

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