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2005.07.29

ワーグナー

2,3日前の新聞に、ドイツのバイロイト音楽祭で日本人の指揮者、大植英次
さんがはじめて登場し、“トリスタンとイゾルデ”を指揮し、聴衆から盛んな
拍手を浴びたという記事がでていた。ワグネリアンの聖地、バイロイトでは
毎年7月末~8月末に上演されるワーグナーの楽劇を聴きに世界中から
ファンが集まってくるという。

ワグネリアンではないが、ワーグナーや同じロマン派のR.シュトラウスの
オペラはよく聴く。NHK,BS2で放送されたこの二人のオペラを長年
かけてビデオ収録した。

<ワーグナー>
★さまよえるオランダ人   ベルリンドイツオペラ 98年、東京文化会館
★タンホイザー        シノポリ指揮バイロイト音楽祭 89年
★ローエングリン       バイロイト音楽祭 90年
★トリスタンとイゾルデ    バレンボエム指揮バイロイト音楽祭 95年
★ニュルンベルクのマイスタージンガー レヴァイン指揮メトロポリタン 01年
★ニーベルングの指輪    レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場 90年
★パルジファル        バレンボエム指揮ベルリンドイツオペラ 92年
 
<リヒャルト・シュトラウス>
★サロメ            ロンドンロイヤルオペラ 92年
★エレクトラ          デュトワ指揮N響    03年
★ばらの騎士        クライバー指揮ウィーン国立歌劇場 94年

ワーグナーの楽劇ではバイロイト音楽祭が多い。シノポリのタンホイザー、
バレンボエムのトリスタンとイゾルデ、バルジファル、いずれも心に残る公演。
また、レヴァインが指揮するメトロポリタン歌劇場のニーベルング、マイスター
ジンガーにもしびれる。アメリカ人の好みを充分反映した派手な舞台、鮮やかな
衣装、そしてワーグナーのはらわたに浸み込むような粘っこい歌、とにかく
豪華な楽劇である。ニーベルングの指輪は4部作なので、聴く方も疲れる。
とにかくじっくり時間がとれるときしか聴けない。バイロイト音楽祭ではないが、
毎年、定期的にワーグナーを集中的に楽しむくらいの時間をもちたいものだ。

モーツァルト、ベートーベン、チャイコフスキーの音楽はいつも聴きたいと思う
のだが、ワーグナーとなると割と間隔があく。ワーグナーのあの甘美で濃厚な
メロディーのせいかもしれない。トリスタンとイゾルデなどのあまりに密度の
濃い音楽を聴くと、ふらふらとなるくらい精神が昂ぶる。なにか集中したいときは
ワグナーの曲が一番いい。

R.シュトラウスの音楽も魅力一杯。クライバー指揮ウィーン歌劇場の“ばらの
騎士”を聴くとメロメロになる。ギリシャ悲劇からとった“エレクトラ”や“サロメ”は
逆にゾクゾクとするくらい凄みのあるオペラ。エレクトラ、サロメの迫力ある演技
は一度みたら忘れられない。
 

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コメント

いづつやさん、こんばんは。

バイロイトの大植さんの登場は、
やはり何かと話題になっていたようですね。
私もネットで少しだけ聴いて、音楽祭気分を味わいました。

私にとってワーグナーは、
一体好きなのかそうでないのか、未だによく分かりません。
仰られる通り、聴くと何とも言えない高揚感はありますが、
決して頻繁に聴きたいとは思わないです。
いづつやさんにとってのワーグナーは、やはりリングでしょうか。
私はトリスタンが最高傑作かななんて思っています。
(もちろんリングも凄まじい作品ですが。)

投稿: はろるど | 2005.07.30 23:51

to はろるどさん
ワーグナーのメロディーは綺麗で、琴線にふれますね。
どれも聴かせどころがあるのが凄いです。最高傑作ははろるど
さん同様、トリスタンとイゾルデですね。あの濃厚で官能的な音楽は
完璧ですね。

指輪も聴きごたえあります。なかなかじっくり聴く時間が
とれないのが悩みの種です。最近、新しい保存版ビデオにした
メトロポリタン歌劇場のマイスタージンガーは楽しい舞台です。
ここの合唱団はスカラ座と同じくらい迫力があります。

投稿: いづつや | 2005.07.31 16:33

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