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2005.07.23

川端龍子記念館

125大田区立龍子記念館という日本画家、川端龍子の作品を展示する美術館がある。今回は都営地下鉄浅草線の終点、西馬込で下車して行ったのだが、歩いて15分かかった。いつもの大森駅からバスに乗るほうがアクセスはいい。

この美術館は龍子の作品を年4回くらい展示してくれる。今回の展示は夏にちなんだ名作16点。川端龍子の大画面絵画に魅せられて定期的に足を運んでいるが、所蔵品のようやく半分
にたどり着いた。

お目当ての大作は2点あった。ひとつは温泉好きの画家が女性が何人
も入ってる温泉郷を幻想的に描いた絵。のんびりした温泉の雰囲気が漂っ
ており、心が安まった。夏にちなんだ作品ということで、河童を描いた
絵が多くでていた。龍子は河童を自分の分身にして、人間界の現実を
河童のユーモラスな形を借りて、表現している。

絵のタイトルが面白い。“オリンピック”、“遠足”、“酒房キウリ”、“ツイスト”、
“似てる”など。酒房キウリは小さなバーのカウンターで一人の常連客がウイス
キーを飲みながら、ママとしゃべってる場面が描かれている。“似てる”は自然と
笑みがこぼれる絵。河童が大きなパイナップルをみて、自分の頭と生の葉つき
パイナップルがよく似てると感心している。日本画家の作品でこんな滑稽
な絵をみたことがない。

もう1点、目を楽しませてくれたのが右の“獺祭”(だっさい)。真ん中に僧侶
の衣装を纏って座っているのは獺(かわうそ)。獺は水中で捕らえた鯉
や鯰をすぐには食べずひとまず、岸に並べておくという習性があり、これを
獺魚を祭るという。それで魚が獺の前に並べられている。獺を僧に仕立て
ているのが面白い。

最近、川端龍子に関するビックなニュースを得た。江戸東京博物館で龍子
の生誕120年を記念した回顧展が10/29~12/11まで開かれる。
この美術館からも沢山出品されるとのこと。これは期待できそう。

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