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2005.07.09

カタルーニャのミロ

114昨日の世界美術館紀行ではカタルーニャで活躍した巨匠、ミロ、ダリ、ピカソを特集していた。

ミロのユーモラスな絵が好きで、日本で開催された回顧展には必ず出かけてきた。回数は少なく、まだ3回しかお目にかかっていない。最初は1989年、日本橋三越での展覧会。2回目は1992年の横浜美術館。

最近では、02年、世田谷美術館であったミロ展。ここには“ロバのいる野菜畑”
などの代表作が海外の美術館から出品された。そして、日本にある作品では
一番見ごたえのある大きな絵(福岡市美術館蔵)もあった。残念ながら、愛知県
美のみの出品だった有名な“アルルカンのカーニヴァル”が見られなかった。

ミロ展ではないが、1991年セゾン美術館であったグッゲンハイム美術館展には
“耕地”などがでた。また、01年のMoMA展(上野の森美術館)に代表作“オラ
ンダの室内”、“狩人”がやってきた。“オランダの室内”はNYの現地で見れなか
ったので喜びもひとしおであった。

バルセロナを訪れる機会はこれまで2回あった。2度目のときは、グエル公園で
ガウディのモザイク作品を見た後、坂をのぼり、モンジュイックの丘にあるミロ美
術館をめざした。白一色のモダンな建物。中には、絵画、彫刻、版画、素描などが
沢山あり、ユーモラスで自由闊達なミロの芸術を満喫できる。ここの絵をみて、
過去この美術館から日本に出品されたのは二線級だということに気づいた。

シュールながら子供のような純真さが伝わってくる絵が多い中で、よく覚えている
のが右の“太陽の前の人物”。ミロ、75歳の作品。晩年、形はより明快になり、
色彩は一層鮮やかになっていく。太陽を表す強烈な赤の原色のフォルムと力強
い黒い線に釘付けになった。1966年に来日したミロは日本の美術に感銘を受け
たようで、黒い線は書や水墨画の影響と言われている。

バルセロナ空港の壁画や市内のミロ公園にある25mのオブジェ“女と鳥”はまだ
みてない。これらとミロが47歳のとき、戦禍を逃れて描いた“星座シリーズ”を見
るのが次のターゲットと決めている。

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