朝青龍5連覇
大相撲名古屋場所は結びの一番で栃東を破った朝青龍の5場所連続
優勝で幕を閉じた。14日の時点で、朝青龍と小結の琴欧州が2敗で並び、
千秋楽は優勝決定戦があるのではとTVの前で熱が入った。大相撲で
こんなに興奮するのは久しぶり。
期待されたブルガリア出身の琴欧州の対戦相手は若の里。昨日は何
やってんのと言いたくなる不甲斐ない負け方をした若の里ではあるが、
今場所は調子に乗ってる実力者。勝負はあっけなく琴欧州が敗れた。
解説者の元横綱、北の富士が琴欧州の体がいつもと違い、ガチガチに
硬くなっていたと敗因を分析していた。やはり、はじめての優勝争いで
プレッシャーがあったのか、若の里の圧力に不自然な体勢になり、
手をついてしまった。
朝青龍は目の前にチャンスが訪れると無類の強さを発揮する。足を痛め
てる栃東が少し抵抗したが、なんなく寄り倒した。今場所は琴欧州と
黒海に負け、心配させたが、終わってみるとしっかり天皇賜杯を
手にしていた。朝青龍が強すぎるのか、あるいは他の大関、三役
力士が弱いのか、いずれにせよ朝青龍は13度目の優勝を果たした。
期待した力士が前半で崩れた。先場所いい成績を残し、大関獲りの
大事な場所だった琴光喜が7勝8敗でよもやの負け越し。これで、
大関へのチャレンジは振り出しに戻った。この力士はプレッシャーに
弱いのかな?ここぞという時に、強さを見せつけられない。うかうか
してると、同じ部屋の琴欧州に抜かれるかもしれない。関脇の白鵬が
怪我で休場したのは想定外。早く元気になって琴欧州と共に
大関、横綱をめざしてもらいたい。
今場所、前頭3枚目の普天王が9勝をあげた。高校時代、朝青龍に勝っ
たという。これから期待のもてる力士になりそう。普天王はブログをもっ
ていて、更新してるらしい。一日、2000件くらいのアクセスがあるという。
相撲を離れれば20代前半の若者と変わりないのだから、ブログ
をやってても不思議はないが、周りの力士をみると異色かもしれない。
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