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2004.12.19

富本憲吉展

636楽しみだった富本憲吉展を東京国立近代美術館・工芸館で観てきた。

今回は富本が信楽、益子、瀬戸、九谷、清水などの窯で作陶した安価な日常のうつわに焦点をあてた展示となっている。そして、鑑賞用の作品、色絵金銀彩、白磁、染付(東近美所蔵)の代表作もずらっとある。

富本憲吉は色絵磁器の人間国宝である。九谷で身につけた色絵の技術がベースになっている。その代表作が右の“色絵更紗模様飾皿”。
赤の素地に描かれた独自の更紗模様が鮮やか。洗練されている。
いつまでもこころに残る模様である。口径は25.5cm。大変きつい作業
だったろう。妻に宛てた手紙に“小さな模様なので、指と眼が疲れる”と
書いている。

この展覧会の料金は200円。これは安い。キャッチコピーが先行する企画展
に較べると、作品の質が違う。しかも、この特別展のほかに人間
国宝コーナーでは北大路魯山人、荒川豊蔵の志野茶碗、金重陶陽の備前焼
、加守田章二などの名品がみれる。

“もう一つの富本憲吉”展は来年の2/27まで。

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