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2004.12.04

コートールド美術館のルノアール

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昨日の世界美術館紀行はロンドンのコートールド美術館だった。印象派の傑作が沢山
ある。まだここを訪れたことがない。でも、名作の大半は日本で見させてもらった。
日本橋高島屋はなぜかこのコートールド美術館にご執心で94、5年(?)と97年、2回
も展覧会を開いた。97年の時は“また持ってきたの”という感じだった。おかげでマネ、
モネ、ルノアール、セザンヌ、ロートレック、ゴッホ、ゴーギャン、ドガ、スーラの名画を
堪能させてもらった。番組で紹介された絵は全部観ていた。高島屋に感謝々。

一番のお気に入りはルノアールの“桟敷席”とマネの“フォリー・ベルジェールのバー”。
どちらが欲しいと言われればルノアールの桟敷席。この絵はMy女性画の上位に位置
する。ルノアールが描いた女性画のなかではエルミタージュにある“女優ジャンヌ・サマ
リーの肖像”と一、二をあらそう傑作だ。日本には2回とも出品された。第一回印象派
展(1874年)にでた作品だが、モネの“印象日の出”のように粗いタッチではなく、入念
に描かれている。黒がこんなに美しく感じられる絵はそうない。

ルノワールの後年の女性画は豊満になりすぎたきらいがあるが、30代のころ描いた
女性は本当に綺麗だ。この絵をサミュエル・コートールドのように毎日見れたらどんなに
楽しいことか。。。

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コメント

いづつやさん、こんばんは。初めて書き込みさせていただいきます。私は昨日「マティス展」の3回目に行き、心地よくなってしまい、世界美術館紀行を見逃してしまいました。ロンドンのコートールド美術館だったんですね。
>番組で紹介された絵は全部観ていた
すごいですね。マネ、ロートレック、ゴッホ、ゴーギャン、ドガ・・とても観たかったです。残念!!
>入念に描かれている。黒がこんなに美しく感じられる絵はそうない。
この表現、素敵ですね。本当にいづつやさんの見解は勉強になります。これからもいろいろご指導をお願い致します。

投稿: Yuko | 2004.12.04 19:27

こんばんは。
日本橋の高島屋行きましたよ~
懐かしいですね。
あんなと言ったら失礼ですが、
高島屋にこれだけの作品が
持ってきてよくまぁ展覧会
開催したものだと、感心してしまいます。

大変質の高い展覧会でした。
マネの絵が一番印象に残っています。

ルノアールは好きでない画家さんですが
この頃はとても良い作品描いていますね。
これならロンドンまで行ってもいいかな~

投稿: Tak | 2004.12.04 21:00

to Yukoさん
書き込み有難うございます。マチス展3回目ですか、私は2回
ですけど、東博の通常展に行くたびにマチスをまた観ようかな
と迷います。それほど今回の出品作が凄いという
事でしょうね。マチスのことまた書こうと思っていますが、
切り紙絵“ジャズ”と例の“夢”を観れたのが洋画では今年
一番の喜びかもしれません。

コートールド美術館は珠玉の印象派絵画を所蔵する超一級
の美術館ですね。印象派の絵はオルセーが4番バッターなら
その前後の3、5番を打つのがバーンズコレクション、
シカゴ、ボストン、エルミタージュ、コートールドでは
ないでしょうか。ロンドンに行って観たいものです。

投稿: いづつや | 2004.12.04 22:46

to Takさん
高島屋の展覧会よかったですね。ルノアールの桟敷席が
輝いて見え、見蕩れてました。ルノワールの若い頃の
女性画は本当にいいですね。明るくて、こぼれんばかりの笑顔
をふりまく女性を描かせたらルノワールの右に出る人は
いません。

オルセーにある“田舎の踊り、都会の踊り”やボストンの
“ブージヴァルの踊り”をみていると気分がハイになります。
ブージヴァルの踊りは来年の3月から名古屋ボストン
美術館でみれますね。愛知万博がらみで名品を沢山もってくる
ようですので、名古屋まで足をのばそうと思っています。
美味しいひつまぶしも食べられますし。

投稿: いづつや | 2004.12.05 00:20

ごぶさたしております。
先日ロンドンのコートールド美術館を初めて訪ねました。日本でも数回展示会をしたと知っていづつやさんのとことに記事を探しにきたらやはりありました!
オルセーがぎゅっとコンパクトサイズになったような、いい美術館ですね。
トラックバックをさせてください。

投稿: あかね | 2006.07.08 19:17

to あかねさん
今時分のロンドンは長袖がまだ必要なちょっと寒い日もあったような気が
しますが?ロンドンへは5回行ったことがあるのですが、最後の訪問が
15年前ですから、随分ご無沙汰してます。

次回は必ずコートールドとウォーレスに行こうと決めてます。来年は
スペインなので、08年になりそうですが。とくにウォーレスコレク
ションの至宝、ブーシェ作品を是非みてみたいです。

投稿: いづつや | 2006.07.09 11:16

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