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2004.12.13

映画「戦場のピアニスト」

日曜洋画劇場で“戦場のピアニスト”を見た。02年のアカデミー賞
をいくつも獲った作品であることは知っていたので、いつかレンタル
ビデオでと思っていたが、TVでみせて貰った。
ロマン・ポランスキー監督の作品でこれまでみたのは2,3本。
“チャイナタウン”(74年、ジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイ)、
“テス”(79年、ナスターシャ・キンスキー)
テスではナスターシャ・キンスキーの美しさに見蕩れていた。

ナチスドイツのユダヤ人迫害を扱った作品では94年スピルバーグ
監督が撮った“シンドラーのリスト”、98年のイタリア映画
“ライフイズビューティフル”の2つが忘れられない映画であったが、
これに“戦場のピアニスト”が加わった。

ナチスドイツの狂気の描き方はシンドラーのリストの比ではない。
シンドラーでもユダヤ人がいとも簡単に頭を撃ち砕かれるシーンがあり、
体中がざわざわした覚えがあるが、この映画では支配している強い
ものの狂気が何度も映しだされる。トム・ハンクスが出演した
“プライベート・ライアン”でも見ている者を緊張させ、戦争の悲惨さを
みせつけるリアルな戦闘シーンがかなり長くあるが、この
戦場のピアニストのシーンは殺される側は何の武器も持っていない
無抵抗のユダヤ人だからたまらない。

主人公のピアニスト、シュピルマンは2000年まで生存していた
と最後のスーパーにでていた。同じポーランド生まれのショパンの
曲を上手に弾くピアニストがナチスの迫害をのがれ生き延びたとは
知らなかった。シュピルマンを演じたブロデイに拍手。

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コメント

いづつやさん、おはようございます。昨夜この文章を読ませていただき、
最初、このコメント欄に書き込みしようとしていたのですが、思った以上に
感想が長くなってしまったので、自分のブログにまとめ直しました。
もしよろしければ、いづつやさんもTBしていただけるとうれしいです。
よろしくお願いします。

投稿: リセ | 2004.12.14 08:22

to Lyceeさん
TBさせて頂きました。最近、新作映画はフォローしきれなくて、
TV放映の日本語吹き替え版を見てます。
戦場のピアニストはユダヤ人迫害の映画だったんですね。
もっとはやくレンタルビデオでみれば良かったと
後悔しています。映画史上に残る名作ですね。

投稿: いづつや | 2004.12.14 09:56

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» 戦場のピアニスト [SAISON de LYCEE(セゾン・ド・リセ)]
TBさせていただきました。ただ楽しいだけでなく、見終わった後々まで深く心に残り、考えさせられる映画を、これからも見たいと思います。 [続きを読む]

受信: 2004.12.14 00:56

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