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2004.12.26

オットーワグナーのマジョリカハウス

Scan10021ウィーン世紀末を代表する建築物、マジョリカハウスを探し回ってやっとのことでこの前にたどり着いた。パリでおこったアールヌーボーがここウィーンで装飾的な建物となって伝播している。

これを設計したのはオットーワグナー(1841~1918)。このマジョリカハウスは一際目立っている。右側のベージュの壁面はレリーフが施され、その凹凸に金を被せて飾ってある。クリムトの絵にでてくる黄金の感じである。

左の方はタイルに東洋的な花柄模様が描かれている。世紀末の文様である。
薄紅色や緑などの色の配色は洗練されており、どぎつい装飾という感じはない。
ここはウィーンの観光名所の一つで、団体客も結構やってくる。また、中国人
ツアー客に会った。彼らはこういう奇想天外の建物が好きなのだろうか?

オットーワグナーが設計したもう一つの世紀末デザインの建造物も見た。それ
はカールスプラッツ駅。マジョリカハウスと同じ時期の1898~1899年に建て
られた。マーブル、鉄骨を使い、金粉をはめ込んでいる。洒落た文様で垢抜け
た建物である。

最後に、ワーグナーが1904~1906年に建てた郵便貯金局をみる予定であ
ったが、すでに日が暮れ、所在地を探す気力も失せていたのであきらめた。
オットーワグナーの装飾豊かな建築物は強烈な存在感があった。随分くたびれ
たが、楽しい一日だった。

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コメント

オットーワグナーの画像に出会えるなんて思いませんでした。
友達と二人でウィーンの街を散策したことあります。
当時はオットーワグナーについて全く知らなかったのですが
友達に連れられてワーグナーの作品を歩き見てまわるうちに
すっかり虜になってしまいました。

マジョリカハウスもなんてことはない、
フツーの場所に建っていて見上げなければ
マジョリカハウスなのか知らずに通り過ぎて
しまいかねません。

写真集引っ張り出してきて年末年始は
ワーグナーに浸るのもいいかもしれませんね。

投稿: Tak | 2004.12.27 11:46

to Takさん
こんばんは。このマジョリカハウス、たどりつくまでえらく迷いました。やっと
つきましたので、この装飾的なファサードに感動しました。しばらく眺めていま
したら、中国人がバスからどやどやと降りてきました。日本のツアーだと絶対ここ
には来ませんね。

郵便貯金局まで行く元気がもうなく、夕食にいきました。もう花より団子でした。

投稿: いづつや | 2004.12.27 20:01

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