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2004.12.01

ホルストの惑星・木星

N響アワーに宇宙飛行士の毛利さんが出演し、宇宙で聞いて良かったクラシック音楽
を披露していた。番組の最後は視聴者が期待したホルストの惑星から水星、木星が
毛利さんが宇宙で撮影したハイビジョン映像をバックに演奏された。

最近、平原綾香という音大の歌手が木星に歌詞をつけて歌う“ジュピター”をよく聴く。
すばらしい歌声だ。この歌手は来年日本で公演されるフランスの「十戒」の日本語
テーマソングを歌うそうだ。紅白歌合戦にも出場するらしい。拍手。

クラシック音楽、オペラとの付き合いもだいぶ長くなってきたが、数ある名曲から
つい口ずさみたくなるのはこの木星とヴェルデイのナブッコで歌われる
“ゆけ、わが思いよ、黄金の翼にのって”、マスカーニのカヴァレリア・ルステイカーナ
である。

ホルストの木星にはちょっとした思い出がある。ひとつは横浜に引っ越した頃
近くの家電店が閉店の音楽にこの木星を流していたので、ひどく感激して以後この
センスのいい店で電気製品を買うようになったこと。もうひとつは、この曲の原曲が
讃美歌であることを交通事故で亡くなったあのイギリスのダイアナ妃の葬儀で知った
ことである。このとき海外旅行中でホテルのCNNを見ていたら、ウェストミンスター
寺院の合唱隊がこの讃美歌を歌っていた。

ナブッコの“黄金の翼にのって”は本当にいい曲だ。これを歌うミラノスカラ座合唱団の
歌声は天下一品。この曲を聴くたびにオペラに接して良かったなと思う。

マスカーニの“カヴァレリア・ルステイカーナ”は結構頻繁に聴いている。とにかくこの曲を
目をつぶって聴いているときが一番気持ちがいい。α波が目一杯出ているのだろう。
ゴッドファーザーⅢにもこの歌劇が使われていた。

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コメント

平原綾香さんの「ジュピター」は、今、新潟の被災地でよくリクエストされるようです。あの歌詞と歌声が傷ついた人々を癒すようです。彼女、歌唱力だけでなく、包容力もあるようで、とても20歳とは思えないほど大人ですね。

投稿: リセ | 2004.12.03 23:51

to Lyceeさん
ホルストはMy愛唱歌ですが、これに日本語の歌詞をつけて
リリースするのはなかなかマーケテイング力にたけています。
そしてこれを若手の有望女性歌手に歌わせる。
ヒットしないはずがありません。原曲は讃美歌ですし。

久米ひろしがまだニュースステーションをやっていた頃、
イギリスの男性二人、女性二人のユニットがアカペラでこの
木星を歌っていた記憶があるのですが、このアイデアを
いち早く日本語で実現したのではないでしょうか、

アイデアはコピーでも一向に構いません。平原綾香という
歌姫をみつけ、これを歌わせるという企画がいいですね。
このデイーバにはどんどんクラシックやオペラの名曲
を歌ってもらいたいですね。例えば、“月は白銀に輝き”
(ドボルザーク)なんかが聴けたら最高です。

投稿: いづつや | 2004.12.04 11:25

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