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2004.12.03

濱田庄司展

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今、日本民芸館で特別展バーナード・リーチと濱田庄司展をやっている。
民芸派の陶芸作家、濱田庄司のまとまった展示にやっと巡りあえた。これまで
大原美術館所蔵の作品は何回もみているが、濱田庄司展となるとはじめてだ。
今回は盟友リーチの陶器とともに日本民藝館所蔵の名品がずらっとでている。

濱田の作品には大皿が多い。口径は50.5cmある。作名は緑釉黒流描大鉢。
このくらいのサイズになるとずしっとした存在感がある。
会場にはもう一点、これよりもさらに大きい口径58cmの大鉢がでている。
濱田庄司の魅力はこの形の大きさと流し描きという窯技で一気に掛けた緑青と
黒の釉薬によってできる文様である。この色調に魅了される。

濱田庄司は柳宗悦が提唱した民芸運動を益子の地で実践した天才陶芸家である。
昔、益子に行ったときは濱田のはの字も知らなかった。次回は濱田の陶房がみれる
益子参考館を訪ねてみよう。

12/11からは富本憲吉展が東京近代美術館・工芸館ではじまる。楽しみだ。

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コメント

いづつやさん、こんばんは。
書き込みをしたいと思いつつ、いづつやさんの深い文章の前に躊躇している間に、記事がどんどん増えてきちゃって、追いつきませんでした。(^^;

以前は工芸品はあまり関心がなかったのですが、最近は、しみじみ見入ってしまいます。大原美術館のバーナード・リーチ、いいですよね。人魚の絵皿がとても印象に残っています。

広島県立美術館の第4展示室も工芸品で、焼物から着物まで様々展示しています。今度、八木一夫展もあり楽しみにしています。

投稿: リセ | 2004.12.03 23:40

to Lyceeさん
コメント有難うございます。大原にあるリーチの
人魚の絵皿いいですね。この日本民芸館には兎やペリカンの
絵皿がでているんです。山水を描いている作品などをみると、
本当にこの人は絵心、それも日本人のような心があるなと
感心させられます。今回、長男のデビット・リーチの
作品も展示されているのですが、お父さん顔負けのいい
作品です。いや、驚きました。


投稿: いづつや | 2004.12.04 00:41

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