2016.08.24

予想以上に内容の濃い‘古代ギリシャ展’!

Img_0003     ‘漁夫のフレスコ画’(前17世紀 テラ先史博)

Img_0001     ‘スぺドス型女性像’(前29世紀~24世紀 キュクラデス博)

Img_0002     ‘コレ―像’(前530年 アクロポリス博)

Img_0004 ‘アッティカ赤像式アラバストロン’(前500~475年 アテネ考古学監督局)

現在、東博で開催中の‘古代ギリシャ展’(6/21~9/19)、だいぶ遅い出動となったがお目当ての‘漁夫のフレスコ画’をみてきた。このサントリー二島で発見された色鮮やかな壁画が日本でみられたことは大きな喜び。

アテネ五輪が行われた2004年、ギリシャを旅行しアテネにある考古学博物館にわくわくしながら入館した。ここを訪問するのは2度目だったので、一番のお目当てはサントリー二島で出土した有名な‘ボクシングをする少年’や‘漁夫’などのフレスコ壁画だった。ところが、これらが展示されている2階は改修工事のため閉鎖中、なんという巡り合わせの悪さ、どっと疲れがでた。

もう縁がないと思っていたら、なんと‘漁夫’がわざわざ日本にやって来てくれた。腹の底から嬉しくなる。3500年以上もたっているのに漁夫の体に塗られたうすい赤茶色が見事に残っている。両手にはひもでくくったたくさんの魚、これだけのか数だと重さが腕にずっしり感じられたにちがいない。本当にいい絵をみた。

キュクラデス文明の時代に大理石でつくらてた‘スぺドス型女性像’は思わずそのユニークな造形に惹きこまれる。人物のリアルさを消して生命の原型をシンプルな形にしてみせる造形は日本の土偶とも共通性がある。

以前はパルテノン神殿のあるアクロポリスの丘にあった博物館は今は街中につくられた建物に移転している。アルカイック時代の彫刻が楽しめるこの博物館で何点もお目にかかったコレー像、印象深いのは流れるような線で表現した衣紋と編んで細く束ねられた髪、そして口元がちょっと上にあがったアルカイックスマイル。ついじっと眺めてしまう。

リオ五輪を連日みていたなかでの展覧会訪問だったので、オリンピックの競技種目が描かれた陶製の器、アラバストロンには敏感に反応する。左が円盤投げで右が走り幅跳び、当時の走り幅跳びではアスリートは記録を出すため石や鉛でできた重りを持って跳んだ。これはおもしろい。

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2016.08.23

国立新美でティツィアーノの‘受胎告知’をみた!

Img_0001 ティツィアーノの‘受胎告知’(1565年 サン・サルヴァドール聖堂)

Img     ティントレットの‘キリストの復活’(1590年 アカデミア美)

Img_0004    ベッリーニの‘聖母子’(1490年 アカデミア美)

Img_0002   カルパッチョの‘聖母マリアのエリサベト訪問’(1508年)

イタリアのヴェネツィアには有名な美術館が2つある。ジョルジョーネやティツイアーノやティントレットらの傑作がずらっと並ぶアカデミア美と現近代アートのいい絵を楽しめるグッゲンハイム美。幸運なことにそれぞれ2回訪問したので、国立新美でアカデミア美名品展が行われるという情報が入ったときはこれはすごい!と思った。

今回の‘アカデミア美所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち’(7/13~10/10)は館蔵品に加えビッグなオマケがついている。それはサン・サルヴァドール聖堂にあるティツイアーノ(1485~1576)の大作‘受胎告知’。この絵は次のヴェネツィア旅行でターゲットにしていた作品、だからみるのを楽しみにしていた。この受胎告知はほかとくらべ大天使ガブリエル、聖母マリアともに動きのある人物描写が特徴。マリアの手を上にあげるポーズからは‘ええー、私身ごもったのー!?’という戸惑いの感情が伝わってくる。強く印象に残る受胎告知だった。

お目当てのティツイアーノをみたのであとはさらさらとみた。収穫はティントレット(1519~1594)の‘キリストの復活’この奥行きを感じさせる構図は2ヶ月前プラドでみた‘使徒の足を洗うキリスト’を思い出させる。場面を広くみせるティントレットの技はまさに天才的。

入ってすぐのところにあったカルパッチョ(1460~1526)の‘聖母マリアのエリサベ訪問’も嬉しい絵。アカデミア美にある作品でカルパッチョに開眼したので、今回再会できることを楽しみにしていたがこの1点しかなかった。明快な色彩と人物を巧みに配置する構成の上手さに感心しながらみていた。

ベッリーニ(1434~1516)もアカデミア美の目玉、今回やって来たのはチラシに使われている‘聖母子’、はじめてみたとき赤一色で塗られた顔と羽だけの智天使の姿にギョッとした。そのため、上のほうに気をとられ聖母子の印象が薄いなる。このように脇役が主役を食ってしまう絵にときどきでくわす。

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2016.08.22

待望の‘カサット展’!

Img_0001     ‘桟敷席にて’(1878年 ボストン美)

Img     ‘果実をとろうとする子ども’(1893年 ヴァージニア美)

Img_0002     ‘母の愛撫’(1896年 フィラデルフィア美)

Img_0003     ‘家族’(1893年 クライスラー美)

アメリカの美術館をまわっていると当然のことながらヨーロッパでも名の知れたアメリカ人画家の作品によくお目にかかる。ホイッスラー、サージェント、ホッパー、ホーマー、そして女性ではカサット、オキーフ。このなかでどこの美術館へ行っても展示されているのが印象派のカサット(1844~1926)、今横浜美ではそのカサットの回顧展(6/26~9/11)が開催されている。

昨年12月ボストン美を訪問したとき必見リストの上位にいれていたのが‘桟敷席にて’、長年の夢がようやく叶った。絵の存在はずいぶん前から知っていたのに日本で何回となく行なわれたボストン美蔵の印象派展に一度も出品されない。その理由が絵の前に立ってよくわかった。この絵がアメリカ人に人気のある傑作だから貸し出したくなかったのだと。

その絵と横浜で再会した。やはりとびぬけていい。この絵に惹かれるのは自分もこの劇場のなかにいるような気分になるから、ふいと横をみるとすぐ近くの席にいる美しい女性がオペラグラスでじっと舞台を見ている。芝居や踊りの楽しい雰囲気をこの女性と共有できる、これだから劇場通いはやめられません。

カサットというとこの桟敷席と母子像がすぐ思い浮かぶが、母子像のイメージはアメリカの美術館巡りを3度体験したことでできあがった。訪問したのはシカゴ美、ボストン美、フィラデルフィア美、ワシントンナショナルギャラリー、メトロポリタンのビッグ美術館だが、今回の回顧展でほかの美術館にもいい絵があることがわかった。足が思わずとまったのが‘果実をとろうとする子ども’と‘家族’。

そして、2013年にでかけたフィラデルフィア美で強く印象に残っている‘母の愛撫’も心をとらえて離さない。赤ん坊や子どもが登場する絵で大変魅せられているのはフィレンツェにあるラファエロの‘小椅子の聖母’、この絵とカサットの作品が響き合い、そしてカサットの母子像は日本の喜多川歌麿や上村松園ともむすびつく。3人のコラボに思いをめぐらすと絵画をみる楽しさが倍増する。

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2016.08.21

大盛況の‘ルノワール展’!

Img      ‘ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会’(1876年)

Img_0002     ‘草原の坂道’(1875年)

Img_0001     ‘田舎のダンス、都会のダンス’(1883年)

Img_0003     ‘ピアノを弾く少女たち’(1892年)

4月末から国立新美で開催されている‘ルノワール展’、閉幕(8/22)が近づいてきたので足を運んできた。1ヶ月くらい前?、入館者が30万人を突破したことをニュースで知っているので、館内は相当混んでいると予想していたが案の定大勢の人がいた。とくに目立ったのは親子連れ、印象派展を数多くみてきたがこれほど子どもたちの姿をみたのははじめて。夏休みに入ってどっと増えたのではなかろうか。

この大ルノワール展の情報を得てから美術好き人におおいにPRしてきたのが‘ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会’、オルセーを4か月も離れて日本で多くの西洋画ファンの目を楽しませてくれているのだから、もう大事件といっていい。

ルノワール(1841~1919)の全作品のなかで最も好きなのはこの絵。元来風俗画に魅せられているのでこういうにぎやかな場所を舞台にした群像描写をみると心が浮き浮きしてくる。もう一点同じような気分になるのがワシントンのフィリップスコレクションにある‘舟遊びをする人たちの昼食’、この2点がルノワールの最高傑作、どちらも日本にやって来てくれたのだから、日本は本当に美術大国。

風景画のお気に入りは‘草原の坂道’、モネにも母子が描かれた似たような絵‘アルジャントゥイユのひなげし’がある。明るい日差しのなか緩い坂道を降りてくる母子の顔がだんだんはっきりみえてくる感じ。この動感描写によりライブな感覚を生みだされている。

今回はオルセーとオランジュリーにあるルノアールがほとんどやってきている。出し惜しみ一切なし、ルノワールの傑作全部みせます、お楽しみあれ!といった感じ。だから、この展覧会をみたらルノワールの真髄が体に沁みわたる。見ごたえのある縦長の作品‘田舎のダンス、都会のダンス’も傑作、顔の表情が嬉しさに満ちみちている‘田舎のダンス’のモデルは後にルノワールの妻になるアリーヌ・シャリゴ、この笑顔がじつにいい。

ルノワールは‘ピアノを弾く少女たち’を数点描いているが、どれも魅力にあふれるいい絵だがあえて順位をつけるとオルセーにあるものが一番。とくにじっとみてしまうのがピアノを弾いている少女の金髪、服の白と金髪のコントラストにうっとりさせられる。

満足度200%の超一級の回顧展だった。ミューズに感謝!

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2016.08.20

祝 陸上銀、銅メダル、レスリング男子銀メダル、シンクロ銅メダル!

Img 400mリレーで銀メダルを獲得した山県、飯塚、桐生、ケンブリッジ選手

Img_0003     50キロ競歩で3位になった荒井選手


Img_0001    初出場で強豪を破り銀メダルに輝いたレスリング57キロの樋口選手

Img_0002    アテネ大会以来のメダルを獲得したシンクロチーム

残り2日となったリオ五輪、陸上でサプライズのメダル獲得が2つあった。信じられない結果になったのが400mリレー、なんとボルトのいるジャマイカについで2位にはいった。拍手々! 多くの人が期待したのは3位、ところが山県亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥選手は皆が最高の走りと見事なバトン技術をみせ世界をあっと言わせた。銀メダルはスゴすぎる。

100mを走った山県、桐生、ケンブリッジは誰も決勝進出できなかったのに飯塚選手を加えた日本はファイナリストや9秒台を出しているスター選手をメンバーにいれている強豪国に競い勝った。こんなすばらしいリレーを誰が想像したか、歴史に残る快挙。東京大会でもこんな光景がまたみられるかもしれない。

50キロ競歩は荒井広宙選手が一度は失格となり地獄をみたが正当な評価がえられ再度夢の銅メダルが現実のものになった。競歩でははじめてのメダル、拍手々!2キロのコースを25回まわるこの競技、お坊さんの苦行と似てなくもない。同じ風景を25回もみるのだから、相当な忍耐力と強い体力、歩力がいる。

あと一周となって、3位の荒井選手は後ろのカナダの選手に一度抜かれた。こういう場合、だいたいはメダルが逃げていく。でも、荒井選手はまだ元気、すぐに追いつき抜き返した。このときカナダの選手に右手が触れ、そのあとカナダ選手はバランスを崩し追い上げに使った体力と気力がみるみるうちにしぼんでいった。これをカナダチームを問題にし荒井選手が進路妨害をしたと訴えそれが認められ荒井選手は失格となった。

これは素人だっておかしな判定だとわかる。日本が抗議したら失格が取り消され荒井選手の3位が確定した。なんとも不可解な失格騒動だった。カナダの選手がメダルが欲しかったので演技をしたのかもしれない。

レスリングフリースタイルの57キロ級で20歳の樋口選手が強豪と堂々をわたりあい、見事銀メダルに輝いた。拍手々!軽量級では日本は昔から多くのメダルをとってきたからそれなりに期待していたが、決勝はあと一歩のところで敗れた。このリベンジは東京ではたしてくれそう。

シンクロナイズド・スイミングはチームでも銅メダルを獲得した。これでデュエットとあわせて2つのメダル、拍手々!井村コーチのもとハードなトレーニングを続け復活にこぎつけた。見せ場のリフトが力強く決まると本当にスゴイパワーだなと思う。このリフト、ロシアは日本より3倍くらい高い、たまげた!

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2016.08.19

祝 バドミントン女子金、銅メダル、レスリング女子金メダル!

Img バドミントン初の金メダルに輝いたダブルスの高橋礼華・松友美佐紀選手

Img_0001    シングルスで銅メダルを獲得した奥原希望選手


Img_0002   レスリング63キロ級で優勝した川井梨紗子選手

期待していたバドミントンダブルスは高橋・松友ペアが接戦を逆転で勝ち見事金メダルに輝いた。拍手々!決勝までの戦いぶりをみると、デンマークには2-0ですんなり勝つと予想したが、オリンピックはそんなに甘くなかった。1セットは逆にデンマークにとられてしまった。

バドミントンは今回はじめてじっくりみてわかったのは、このダブルスがとてもおもしろいこと。シングルスに比べ4人の選手の動きがスピーデイで激しい打ち合いしのぎ合いは目を釘づけにさせる。2セットは高橋・松友に本来の攻めがでてデンマーク組を圧倒した。だから、3セットはこの勢いでざっといくと思ったが、逆に16-19で追い詰められた。

ところが、ここからが強かった。レスリングの逆転劇がバドミントンにも連鎖反応したのか5連続で得点し、歓喜のなか勝利した。卓球の水谷隼が中国の選手に同じような追い詰められたあと粘りの反撃により勝ったが、この試合のデジャブをみているよう。こういう勝利には腹の底から感動する。日本のバドミントンの歴史が変わった瞬間だった。

シングルスの準決勝に進出した奥原選手は背の高いインドの選手にあれれ、という感じで負けてしまった。ポイントの2セット目、1セットをとったインド選手が後半から覚悟を決めて強烈に攻めてきたため、3セットまで持ち込んで勝つゲームプランが崩れ2-0で敗退した。でも、3位決定戦に中国の選手が怪我のため出れなくなったので銅メダルが転がりこんできた。決勝進出を逃したのは残念だったが3位は立派な成績、拍手々!

レスリング女子は63キロ級に出場した川井選手が4つ目の金メダルをもたらした。拍手々!もともとは58キロ級の選手だが、伊調馨選手がこの階級にいるため増量してひとつ上の階級で金を目指すことになった。そして、すばやい動きで対戦相手を打ち負かし見事頂点に立った。21歳と若いから東京では連続金メダルが期待される。がんばってほしい。

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2016.08.18

祝 レスリング女子 逆転勝ち連鎖で金3つ!

Img 金メダルトリオ 69キロ級土性沙羅、58キロ伊調馨、48キロ登坂絵莉

Img_0001      勝利の定番セレモニー、監督担ぎをする登坂絵莉選手

今日からはじまったレスリング女子、いきなり金メダル3つを獲得した。拍手々!凄すぎる快挙をやってのけたのはオリンピック初出場の48キロ級登坂絵莉選手と69キロ級の土性沙羅選手、そして女子で史上初の4連覇を成し遂げた58キロ級伊調馨選手。

3人の優勝はいずれも逆転勝ち、こんなきわどい勝利が続けて3回もおこるなんてまったく神がかっている。吉田選手とともに女子レスリングの顔になっている伊調馨選手の4連覇が注目の的だったが、最軽量の48キロでも重いほうの69キロでも金メダルをとるとは想像してなかった。

しかもその勝ち方が感動的、相手に試合が終了する寸前までリードされながら、残り僅かな時間に効果的な技をきめ逆転する。応援するほうは敗けを覚悟しているのに最後の最後で試合をひっくり返す、本当にすごい闘争心。感動袋が3回もはちきれそうになった。

解説者の話に即納得した。選手たちは日ごろから6分間を戦いきるように猛練習を重ねているそうだ。そのため後半息が上がってくる外国の選手たちに比べ、最後まで体が動く。それで試合の終盤になってもポイントをとる技がくりだせる。素人にはきわどい勝利のようにみえるが、栄光の金メダルは豊富な練習量がもたらしたものだった。 

4連覇した伊調馨選手は今32歳、連勝を続けてこられたのは頑丈な体力を維持し技の鍛錬に努力を重ねてきたから。大きな怪我をせずオリンピックに体調のピークをもっていくのは大変なこと。これをもう4回も行ない、金メダルを獲得してきた。すばらしい!

アスリートの鏡みたいな存在になったが、2020年の東京大会まで選手を続けるのだろうか。強い選手が現れ敗けたら引退も仕方がないが、そういう状況にならない限りレスリングの道を究めてもらいたい。多くのファンはそう願っているにちがいない。

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2016.08.17

祝 卓球女子団体 銅メダル、シンクロデュエット乾・三井   銅メダル!

Img     銅メダル獲得を喜ぶ石川佳純、伊藤美誠、福原愛選手!

Img_0001    2大会ぶりにメダルをとった乾友紀子、三井梨紗子選手

卓球女子団体は3位決定戦で日本はシンガポールを破り2大会連続でメダルを獲得した。拍手々!準決勝でドイツに接戦の末敗れた福原、石川、伊藤のトリオ、その敗戦を引きづりそうで今回はメダルなしに終わるかと思った。その不安を増幅させたのが最初に戦った愛ちゃんの敗け。

まず1ゲームをとったのにシンガポールの選手を攻めきれない、愛ちゃんの動きにきれがなくスタミナが無くなっている感じ。次のエース佳純ちゃんは期待通りラリーを制し強烈なフォアをビシビシきめてくれた。佳純ちゃんは腕も細いのに強いフォアがよくきまる。団体戦では全勝、本当に頼もしい。

さあー、勝利を左右するダブルス、これもきわどかった。2ゲーム目もやられるかなと思ったらラッキーなエッジボールがでて辛くも1-1に戻した。これで流れは日本にきた。愛ちゃんの動きにリズムがでてきて、15歳の美誠ちゃんの強いフォアやリターンがきまり3,4ゲームを連取、2-1とリードした。

シングルスの3戦目は美誠ちゃんとシンガポールのランキング4位の選手との戦い。並みの選手なら位負けして実力の半分も出せないだろうが美誠ちゃんはまったく緊張するところがなく速い攻撃で得点を重ねていく。終わってみれば3-0の一方的な勝利、次代のチャンピオンを予感させる見事な卓球だった。

ロンドン大会が銀、そして今回が銅、順位はひとつ下がったが、中国が圧倒的に強い現状では銀も銅も同じようなものだから立派な成績。2020年は石川、伊藤のダブルエースで金メダルがめざせそう。

シンクロナイズド・スイミングは久しぶりにみた。デュエットの乾・三井ペアの演技は専門的な見方はできないが、‘風神・雷神’のテーマをよく表現できた演技だった。この美しさ・強さをひきたてていたのが現代感覚にフィットした音楽、印象的な旋律、テンポのよさに感心した。銅メダルにふさわしい素晴らしい演技、拍手々!

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2016.08.16

祝 体操跳馬 白井銅メダル、卓球男子団体 銀メダル以上!

Img     跳馬で新技を成功させ銅メダルを獲得した白井健三選手

Img_0001   ダブルスでドイツに勝った吉村・丹羽ペア

体操種目別はゆかで金メダルを逃した白井健三選手が跳馬で難しい新技を成功させ見事銅メダルを獲得した。拍手々!この跳馬でメダルをとるのは意外にも32年ぶり。ロサンゼルス大会のとき、あの懐かしい森末、具志堅選手がともに2位だったことをかすかに思い出した。

新技のどこがすごいのかまだのみこめてないが、最後にひねりを加えて前向きで着地することはわかった。失敗するとメダルが遠くなるのに果敢に挑戦してしっかり決める。この度胸のよさ、白井は内村同様なにかをもっている。オールラウンドに種目をこなすには課題は多いが、この強い精神力と高い潜在力を秘めた技術をもってすれば内村の後継者に必ずなれる。東京大会では大きく羽ばたきそう。

今日のハイライトは卓球男子、ドイツとの準決勝を制し銀以上を確定させた。水谷隼、吉村真晴、丹羽孝希選手の健闘に拍手々!卓球はハラハラドキドキのプレーが続くので試合に勝つと感激も大きいが、逆に敗けるとどっと疲れがでる。昨日の女子の敗戦がそう。その疲れを吹き飛ばしてくれたのが3人のスカッとするプレー。勝ちゲームをみていると卓球は本当におもしろい。

シングルス戦で2つ勝った水谷は相変わらず強かった。最初に対戦したボル選手にはこれまで1勝15敗とまったく分が悪っかったのに、いざふたをあけるとシングルス3位の勢いを見せつける強さ、ラリーは負けないし、錦織圭のエアーショットを思わせる左足をあげて打ちこむ多彩な技、まさにエースに相応しい戦い。

3人のうちとくに注目したみていたのは吉村選手のサーブ、TBSの‘ひるおび’でこの魔球サーブを詳しく解説してくれたのでよくわかった。準々決勝ではじめてこの選手のサーブをみて、そのユニークな打ち方が気になっていたが、これはレシーブをする相手に球がどういうふうにラケットに当たっているかをみせないための工夫だった。サーブがよく決まる秘密がこれで呑みこめた。明後日の金メダルをかけた中国との戦いでこのサーブがどれくらい決まるか、楽しみ。

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2016.08.15

祝 テニス錦織圭 銅メダル レスリング太田 銀メダル! 

Img     スペインのナダルを破り銅メダルを獲得した錦織圭

Img_0002     レスリンググレコ59キロ級で銀メダルに輝いた太田忍選手

リオ五輪の男子テニスシングルは錦織圭が強豪ナダル(スペイン)を2-1で破り、銅メダルを獲得した。テニスで日本人選手がメダルをとったのはなんと96年ぶり、拍手々!

マレー(イギリス)との準決勝は簡単に負けてしまい、過去の対戦成績のよくないナダルとの3位決定戦もダメかなと思ったが、錦織のメダル獲得の思いは強くナダルに粘り強くせり勝った。オリンピックでは先に2ゲームとったほうが勝ちなので、ちょっと気を抜くとすぐピンチに追い込まれる。今大会、錦織はタフに戦った。4年後は金メダルをとるかもしれない。

レスリンググレコローマンは初戦の59キロ級で太田忍選手が実力者を次々と打ち破り、見事銀メダルをゲットした。拍手々!上半身だけの力で戦うグレコローマンスタイル、技が決まったときは迫力満点、圧巻は準決勝、反り返るようにして相手を投げ逆転のフォール勝ち。

インタビューでの話が頼もしい、‘銀メダルなのは練習量が世界で二番だから、東京大会では世界で一番練習をして金メダルをとります’、昔は男子レスリングといえば柔道、体操、とともにメダルを量産していた競技。ところが、今は一個か二個。ロンドンではフリーで金1個、銅一個だったが、今回はまだとれるだろうか。

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